内容説明
一途な恋に憧れる鬼の姫・紅葉(もみじ)は、鬼による襲撃事件の犯人として、鬼狩りの青年・玄慧(くろえ)に捕らえられてしまう。ところが玄慧は、誰もが忌み嫌う鬼が大好きという、ちょっと変わった鬼狩りだった!? 観察のために「ずっとお前を見つめていたい」という玄慧の言葉を勘違いした紅葉は、彼と一緒になるため、犯人を捕まえて無実を証明することに――。和風×勘違いラブファンタジー★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サキイカスルメ
5
鬼姫がチョロ可愛いです。不思議な力と容姿を持つ鬼の姫紅葉と、鬼大好きな鬼狩り玄慧のお話。紅葉と鈴蘭が終始可愛かったです。ちょっとおバカさんなのも御愛嬌。かみ合ってない勘違いな会話が楽しかったです。紅葉の暴走乙女な気持ちが強くてコミカルな前半と、打って変わって戦いもあるシリアスな後半どちらもよかったです。後半では玄慧が想いに覚醒して残念なことになってましたね(笑)終章が物凄くバカップルでご褒美でした。2014/10/23
加那
4
物語的にはそれなりに。母鬼はもっと話に絡むと思っていただけに肩透かし。まぁ、どうでもいい。主人公は基本読者の分身。あの相互理解のできていない宇宙人同士の遣り取りやら、オツムの弱すぎるのが苦痛できつかった。主人公の周辺モブキャラならまだしも。取り敢えず大体はセリフを拾って読んでの内容把握で許してやってください。2014/11/07
克夢
4
紅葉の話し方がつくづくいらっとしたし、あまりの頭の悪さに呆れる。玄慧の人(鬼)の話を聞かないにもほどがある会話の噛み合わなさが気持ち悪い。挿し絵は文句なく可愛いのですが…う~ん。なんたろう中途半端感がある。 2014/11/01
とも
4
鬼姫ちゃんの語尾「○○なの」をどういうった感じで読むべきか悩んだ(笑)ぶりっ子系なのか、姫様の威厳ある感じなのか…。ヒーロー君、一人称が僕。僕?なんとなく絵柄からすると俺かな?と思ったんですが。挿絵がほぼラブラブ絵柄でときめきました。この二人の話をもう少し読んでみたいと思える作品でした(^^)2014/10/18
かなた。
3
薄い反復会話の応酬で、2章で断念。ごめんなさい。設定、展開、キャラクター、文才等何かしらの読ませる力を磨いて、次回作に期待。2015/05/29