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内容説明
JR九州を元気にしている会長が抱く「夢みる力」と「気」を
満ち溢れさせる経営について説く!
27年前、旧国鉄から分割民営化により発足したJR九州は、赤字路線を数多く抱えた鉄道会社であった。JR九州はいち早くこれまでの鉄道の枠を飛び越えて意外なサービスや車両づくりを推進。それを引っ張ってきたのがJR九州の唐池会長である。
これまで、数々のアイデアを打ち出してリーダーシップを発揮し、思い切った経営戦略や新たな事業を創造することで、赤字体質のJR九州の収益構造を改善することに成功。特に、鉄道以外の事業では、大幅な赤字を計上していた外食事業
を黒字化し、分社化したジェイアール九州フードサービス社長時代には、炭焼創菜料理店「赤坂うまや」の東京進出を果たした。
唐池会長が最も大切にしてきたものは「気」! JR九州という赤字体質の会社に「気」を満ち溢れさせることにより、元気な会社へと導いてきた。
昨年の秋から運行を開始したクルーズトレイン「ななつ星in九州」。唐池会長が企画から運行まで陣頭指揮を執った「ななつ星」はまさに「気」の結晶。
本書は「JR九州の革命児」とも呼ばれる唐池会長が自身の経営に対する考え方や生き方、働き方について泥臭いエピソードを交えながら解説する経営書である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あまね
18
全編を通して、清々しい本です。リーダーらしいリーダー、見本のようなトップである唐池さんのお話はとても楽しく、時にはほっこり笑い、時には襟を正しながら読み進めることができました。やる気・元気・景気・勇気・雰囲気…などなど、目には見えなくても『気』は確かに大切ですね。唐池さんが作った巻末のいろはかるたは、含蓄のある言葉が並んでいます。勉強になりました。2017/12/01
今岡貴子
0
決断の基準、行動の基準は、常に誠実に基づきなさい(p.44)笑顔はいらない、楽しそうな顔つきをしなさい(p.132)2015/10/26
タイユウ
0
星4点。仕事は楽しく!勉強になりました。2015/05/16
エスダブル
0
「気」を高める。迅速な行動、明るい挨拶、緊張感、どん欲さ。誰もが出来ることを当たり前のように徹底することが成功へ通じる唯一の道だと実感。2015/01/25
モビエイト
0
民営化後厳しいであろうと言われたJR九州、四国、北海道の3社。不断の努力により株式上場寸前にたどり着いたが、小さな不祥事一つで赤字に転落するギリギリの状態には変わりがないので、誠実に、大胆に頑張って欲しいです。九州全体の事を考えながら会社の舵をとる唐池会長がいて良かったと思います。2014/12/14