ほんとうはいないかもしれない彼女へ - 第1回 本にしたい大賞受賞作

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ほんとうはいないかもしれない彼女へ - 第1回 本にしたい大賞受賞作

  • 著者名:舟崎泉美
  • 価格 ¥1,188(本体¥1,080)
  • 学研(2014/10発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784054061576

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内容説明

「泣ける恋愛映画」の記事をどうしても今晩中に書かねばならないライターの俺が雨の中DVDショップに行くと、そこには目ざす作品を手に取る美しい少女が。不可思議な二面性をもつ彼女との出会いと別れを爽やかに描く、第1回「本にしたい大賞」受賞作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tokotoko

41
時々、「自分で自分、持て余すなぁー!」って思ったことのある方は、読んでみてもいいかもしれない一冊です。登場人物はたった2人。ライターの大沢広海くんと、偶然出会った不思議な女性ルイです。広海くんの疑問や思いは、きっと私達読者とそう違わないと思います。なので、そのまま一気に、広海くんと一緒にルイを追いかけて、2人の恋を見届けてね。かけ足の恋は、風のようだったけれど、お互いの心にちゃんと思いを残します。素敵なお話だったと私は思います。2014/12/13

カピバラ

25
ほんとうはいないかもしれないと聞いて、ホラーか?と訝しみながら読み始めたが、なるほどねーとなった。百田尚樹の「プリズム」を思い出した。2015/02/17

えいなえいな

12
ライトな恋愛小説で、1時間ほどで読めてしまいました。多重人格の人との恋愛における結末の一つだと思いますが、そういえばこの結末はなかったですね。なかなかハッピーエンドにはしづらいでしょうからこういうのもありかなと思います。2014/11/20

のらのこねこ

7
ダニエルキイスのビリーミリガンシリーズで多重人格症については知っていたのですんなり物語に入っていけました。ラストはやっぱり切ない終わり方ですがエピローグで涙を流す彼女はいったいどっちなのか?ちょっとだけ謎を残してます。物語は短く表現も最低限の描写で活字好きにはやや物足りないのでしょうが私は面白かったです。2015/01/09

ひみあ

5
こぢんまりとまとまっていて好きな作品。どう終わらせるんだろうとドキドキしながら読んでたが、ラストはなかなか満足できた。いい本だったと思う。2015/01/25

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