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内容説明
私たちはどこからきたのか、私たちは何者か、そして、私たちはどこへ行くのか――。いま、私たちは人類の永遠の問いに科学的に答えられる「第二の地動説」革命の時代に生きている。それは、1995年、太陽系外惑星の発見という歴史的な出来事によって始まった。地球に似た惑星は、銀河系、あるいは宇宙全体でどれくらいあるのか、地球以外にも生命は存在するのか――。第一人者が伝える、天文学・惑星科学の最先端。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
372
文字通りに副題にある「太陽系外惑星天文学」のまさに入門書。天文学の中では最も新しい分野である。もっとも、入門書とはいっても、「ドップラー法」であるとか「トランジット法」などと門外漢は難解な解説にいささか戸惑うことにはなるのだが。銀河系には1000億から2000億個の恒星があり、宇宙にはそんな銀河が1000億個もあるそうなので、素人考えでは当然それらの中に惑星系を持つものがたくさんあり、生命の存在する惑星もあるに違いないと思うのだが、本書はそれを実証しようとの試みであり、また既に成功もしているようだ。2020/01/24
スター
45
太陽系の外にある恒星系にある惑星の存在を調べる人類の試みを描いたノンフィクション。興味深い内容だった。 恒星のすぐ近くを周回する巨大惑星ホットジュピターなど、普通の人の想像を超える惑星達が発見されていたのだ。2020/05/10
Miyako Hongo
18
前に読んだちくまプリマーの「系外惑星」と被りまくり。こっちは筆者が科学者ではなく技術者であるせいか、現在の宇宙観がどのような観測により作られるに至ったか、的な語りになってる。天文学知識を知るのではなく、最新天文学の進歩を知るための本という位置づけ。なので後半の学術中心の話題の語りは今一つ。 □何にせよ「予算くれー」という魂の叫びは伝わってきた。2014/12/23
a*u*a*i*n34
6
第二の地球に生命は存在するのか、ではなく、惑星観測の歴史と技術的の紹介がほとんどなのであまり面白くない。こんな研究を仕事にするのはロマンがありますが、予算と言う現実がここもあるのですね。2015/07/11
のがわ
6
太陽系外の惑星は近いものでも地球から数十光年の彼方にあり、20年ほど前まで望遠鏡等の光学観測を用いて見つけることはできないと考えられてきた。それが〈補償光学〉で地球大気の影響を補正し〈ドップラー法〉や〈トランジット法〉などの間接法を駆使すれば、地上の望遠鏡からでも太陽系外の惑星を探すことが可能となる。のみならずそこに生物の住む可能性について手がかりを得ることができるという。天文学の中でもこの20年ほどめざましい成果をあげてきた分野の第一人者による一般向け解説書。豊富な図版と巻末索引もgood2015/05/21
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