新人物文庫<br> ここまでわかった! 卑弥呼の正体

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新人物文庫
ここまでわかった! 卑弥呼の正体

  • ISBN:9784046010322

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内容説明

邪馬台国の統治者・卑弥呼は何者なのか? 本書では天照大神説、神功皇后説、朝鮮半島の公孫氏説、卑弥呼機関説など、卑弥呼の正体について9つの説を紹介。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BIN

7
卑弥呼に関して記紀で言うと誰だろうという候補を紹介しているのが前半で、後は魏志倭人伝とかからの憶測や古墳のことを書いている。第1説目の天照大神説が一番面白かくて、なるほどなと思うものの、結局全くわかってないのが実情だなと思いました。新資料が出てこない限り憶測の域はまず出ない。伴野さんが何かの本で書かれてたように三国志の原本でも出土したら変わってくるかもしれない。2016/06/02

みにみに

4
色んな説が紹介されていて面白かった。一般的には箸墓古墳=卑弥呼の墓説が有力だろうけど、九州説も説得力あるし、ますます謎が深まる~。個人的には出雲族説(唐古・鍵遺跡が邪馬台国)がいいな~と思った。2015/01/07

Jimmy

2
邪馬台国ではなく、卑弥呼からアプローチするという特集。とはいえ面白くはありましたが、そのアプローチも一冊は通せなかったので企画倒れといえば企画倒れ。2015/10/25

Jimmy

1
今並行して読んている中田力の「日本古代史を科学する」が存外に面白いので、この卑弥呼論の寄せ集めがどれも陳腐に感じられて残念だが、どの論も結局どこかは「〜と考えてよかろう」とか「〜と考えるべきである」とか自分の都合の良いように解釈しているのが透けて見えるので興ざめ、という事であるのだが。2021/07/07

hyena_no_papa

1
邪馬台国はどこか?という疑問があれば、当然、卑弥呼は誰か?という疑問も生じる。書名としては前者が圧倒的に用いられるが、論考の対象として後者も決して前者に劣るはずはない。第1部の冒頭に安本美典氏を配したのは当然。氏は古代史研究の当初から卑弥呼にも注目し『卑弥呼の謎』を昭和47年に既に出している。欲を言えば、「研究史卑弥呼」的な構成に徹したほうが良かったのかも。第2部は、恐らく読者サービスなのだろうが、蛇足気味か?ともあれ、邪馬台国について考える上での〝座右の書〟としての資格は十分備えていると言っていい。2019/08/29

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