幻冬舎文庫<br> 裏切りのステーキハウス

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幻冬舎文庫
裏切りのステーキハウス

  • 著者名:木下半太【著】
  • 価格 ¥606(本体¥551)
  • 幻冬舎(2014/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344422605

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内容説明

会員制高級ステーキハウスの雇われ店長、久慈良彦は、冷酷無比なオーナー、立浪琢郎から「妻と寝ただろう」と銃をつきつけられた。神に誓って潔白なのに、身に覚えのない証拠が出てきて大ピンチ……! そこへ、良彦の愛娘が来店、さらに“本当の浮気相手”とその恋人まで登場し、絶体絶命の修羅場へ――。誰かが何かを仕組んでいる? 笑いと恐怖の傑作サスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

相田うえお

114
★★★☆☆19105 久しぶりに木下さん作品を読みました。毎回思うのですが、この先生の作品はどれも娯楽感がありますし、ハラハラさせながら話が展開していく按配が絶妙!さらに舞台も登場人物も少なめなので、頭を楽にして気軽に楽しめるんですよね。さて、この作品も例に漏れず、舞台はステーキハウスオンリー!登場人物もメインの4名。たったこれだけなのに、面白かったよ〜!まったく展開が読めないー!「ぇえっ! 」の連続でした。●どうして神様は人間の耳をふたつ作って、口をひとつしか作らなかったのか。あはは〜、なるほどねぇ。2019/11/22

ユザキ部長

105
「パパは黙っといてや!」金切り声の娘。すまないと涙する自分。魂はどこにいった!?裏切りに裏切り。ん~救いようがないな。娘をだされると肝の部分を捕まえられて正常な判断が出来なくなる。参りました。2017/11/10

なお

95
★★★★☆ 凶暴性を持つ立浪。彼がオーナーのステーキハウスで店長をする久慈。久慈は立浪から自分の嫁との浮気の疑いを掛けられ、死の窮地に立つ。そこに娘や本当の浮気相手が現われ極限状態に。関係者の裏切、黒幕の正体が分かった時、誰が目的を達成出来たのか。少しモヤモヤ感が残る結末。2016/05/28

やも

89
小4で酒と煙草を覚え、小5で女を覚え、小6でヤクザを半殺しにした琢郎ちゃん。どんな小学生やねん🤣そんな琢郎ちゃんに、嫁との不倫を疑われて狙われたステーキ店の店長が主人公。一発触発の冷や汗たらぁ〜な空気の中に現れたのはバイトの女のコとその彼氏、そして娘。どんな組み合わせやねん🤣🤣琢郎ちゃんは誰にでも無茶する人なので、彼らは…💦って思わせといての、どんでん返しの4回転トウループ💃木下さん、こういう展開うまいよね〜なるほど、裏切りのステーキハウス、ね😁2023/10/03

ちーたん

85
★★★★☆閉店後のステーキハウスで起こる男と女の修羅場ミステリ!離れて暮らす娘の17歳の誕生日を祝うはずの夜、数々の恐ろしい伝説を持つオーナーに奥さんとの不貞を疑われ銃口を向けられる主人公のバツイチ雇われ店長。そこにタイミング悪く娘が来店。さらにややこしいことに本物の浮気相手のアルバイト店員にその彼氏まで登場し、言い逃れ不可避な状態に!この修羅場はどう決着するのか?◆木下さんらしい舞台劇にぴったりのドタバタブラック劇!裏切りに次ぐ裏切り。サクサク読めちゃうテンポの良さも木下作品ならではの魅力!2020/09/18

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