内容説明
「ブタ野郎」を捨て台詞にリストラ予備軍の巣窟、社史編纂室行きとなった玉木敏晴。煙たがる家族の元には帰れず、時間を持て余す日々。ある夜、公園で披露したマジックが喝采を浴び、編纂室のメンバーを巻き込んでマジック団を結成。それぞれの人生の再生に向けた計画が始動する。窓際に追われた社員の意外な反乱の行方は? 笑いと涙の痛快小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
50
面白かったです。リストラされても人生の再生に向けて計画を立てているのでしょうか。窓際族となった社員の反乱の行方が笑えます。2022/04/16
たるき( ´ ▽ ` )ノ
44
予想以上に面白かった!想像してたのとは違う方向の内容で意外だったなぁ。アフター5や休日を充実させてこそ、仕事も頑張れる。こんなに大々的なことは出来ないけど(笑)明るい気持ちにさせてくれる内容だった♪2017/10/18
タルシル📖ヨムノスキー
25
なかなかgood。重松清さん+山本幸久さんといった感じの物語。単行本〝社史編纂室・アフター5魔術団〟を文庫化に際して解題したものだが、正直改題しないほうがよかったのではないかと思う。だって主人公をはじめ社史編纂室に送り込まれた面々は、ちょいワルでもなんでもない只々マジメな人たちだから。改題を提案したのが著者の安藤さんなのか編集者さんなのかはわからないけど、とにかくセンスがないというか、「本、ちゃんと読んでんの?」って感じ。中身はとてもいいです。家族の再生と仲間との絆、そして勧善懲悪。この取り合わせは最高!2021/11/03
ロボット刑事K
18
これまで読んだ安藤祐介氏の著作はどれも面白く、今回も期待どおりでした。最初から見込みのないプロジェクトの責任者に据えられ、詰め腹を切らされるってのは有りがちな設定です。しかし、指揮を誤ったからと言って、いきなり課長が部下なしの閑職にすっ飛ばされちゃ堪らないですねえ。しかも移動先が社史編纂どころか、ロクに仕事もない社史編纂室って。お仕事小説ですが、半沢直樹のように敵討ちみたいな殺伐とした話ではないので、安心して読めます。☆4つで。あ、それから涼太、お前みたいなカスはそのうち誰かに刺されるぞ、絶対。2022/04/10
クキモン
16
生きるためには仕事が大事、でも人生のすべてじゃない。リストラ候補にされ、会社から裏切られた中年サラリーマンの再生の物語。悲壮感はあまりなく、明るく前向きな主人公の姿勢に好感が持てます。2021/08/22
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