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内容説明
明治十年晩秋、東京府新吉原に現れた志々雄真実と二人の部下。初めて結集される十本刀が交戦する相手とは…!? 駒形由美や十本刀との邂逅を描いた、志々雄真実の組織旗揚げの物語!! ※本電子書籍にはマンガ・小説・キャラクター解説が含まれております。1ページ毎の画像表示となるため、小説部分も含め、文字サイズ等の設定を変更することができません。ご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流言
65
『お前達が』『弱いから悪いんだ』悪のカリスマ、志々雄真実。和月伸宏が生み出した悪役は数あれど志々雄ほど濃厚に薫る極悪人はいない。『幸せを願って何が悪いの?』という悲痛な叫びに対して『弱いのが悪いんだ』と断じてオリジナルでは不発に終わった火産霊神をここぞとばかりにお披露目するなど、サービス精神たっぷりの内容。小説版は補完的内容であるが方治の視点から見ることで同じ台詞にも違った印象を持つことができ、方治と志々雄の初めての邂逅シーンも描かれたほか、宗次郎の『天狗は他にいるんですよ』の台詞にはニヤリとさせられた。2014/10/09
たんちゃん✡。:*☪·̩͙
38
ジャンプスクエアに掲載された漫画と漫画を元にした小説のコミック。志々雄と由美の出逢い、十本刀の最初の戦いを描いた物語。漫画は雑誌で読了。小説は方治目線の話で、なかなか読み応えあり。剣心もいいけど、この漫画読むと志々雄もいいなぁと思ってしまった(笑)2014/10/05
絳楸蘭
32
読みながらつい、コイツらいいやつらじゃん!って思ってしまった…錯覚だけど(笑)人によって正義の在り方は違うということを改めて気づかされた。小説版が方治視点で書かれていて興味深かった。原作では超人のように描かれていた志々雄一派の人間臭い部分が見られてよかった。もう少し彼らの普段の様子を見てみたい。2014/11/02
ann
21
映画「伝説の最期編」泣きながら観てたら、息子が「是非に」と差し出した本。志志雄と駒形由美さんの大ファンなので、感激。由美さんの命を懸けた”意地と愛”に、何度読んでも泣ける。幸せな最期だったと断言。2015/11/06
うめ
17
志々雄と由美の関係が好き過ぎて、出会いも馴れ初めも自分話作ってたから、それとは違ったけれど、後に繋げたり、オールスターにするにはベスト、なのかな?というか、これは華火と方治のお話でした。これはこれで好き。私は由美は志々雄とは火傷前からの知り合いで、当時の尖った志々雄は由美から相手にされなくて、志々雄は由美の誇り高さ(強さ)に惚れちゃって、振られたからこそ成長したけど燃やされて、色々あって明治政府関連で2人の運命がまた交差する、姿が変わっても、直ぐに分かり会って、それで燃え上がるのよね、て妄想してたの。2014/10/14