自動運転 ライフスタイルから電気自動車まで、すべてを変える破壊的イノベーション

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自動運転 ライフスタイルから電気自動車まで、すべてを変える破壊的イノベーション

  • ISBN:9784822273965

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内容説明

自動車産業はこれから20年間に、ガソリン車の発明以来100年以上なかった巨大な変化に見舞われる。その原動力となるのが自動運転技術だ。すでに一部の機能は実用化が始まっているが、これが広く普及することで、社会のありようは大きく変わる。「クルマを所有しないことが当たり前になり、免許のない人や高齢者でも低い料金でどこにでも移動でき、しかも交通事故も交通渋滞も激減し、駐車場も不要」という、「見たこともない社会」の実現につながる。本書では、なぜこうした変化が起こるのか、社会はどう変わるのか、自動車関連産業および周辺産業はどんな影響を受けるのか、自動運転社会はどんな道筋を通って実現するのか、自動車技術に詳しいジャーナリストが予測する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

20
自動運転とは、ドライバーが目的地を指示するだけで、クルマが自動的に運んでくれる概念(16頁)。ハンドルを手離し運転というのは違和感があるな(121頁)。FCV(燃料電池車102頁~)。格段に難しくなる一般道路の自動運転(176頁~)。 2015/01/29

kubottar

9
ほんと、交通事故が今より9割減るのなら早く自動運転カーの時代になってもらいたいものです。自動車で一番の欠陥品が運転する人間自身である状態はいつまで続くのだろうか。しかし、気になるのは電気自動車おんりーになったら原発が今より必要になるんじゃないという懸念・・2014/12/04

yyrn

3
「衝突しても安全」から「衝突しないから安全」へ。完全自動運転の車が日常的に走り回る世の中は、高齢者や身障者にとってはまさしく福音だろう。この本では2030年には普及していると予想しており、生きているウチに体験できるのかと思うと楽しいが、でもゴチャゴチャした道路だらけの日本で、ホントにできるのか?と半信半疑になる。それに完全自動になると車は所有するのではなく、カーシェアリングのようにオンデマンドで利用するようになるとも予想しており、この技術革新がその後の生活を一変させてしまうのか?不安はあるが期待は大。2015/10/23

ポン・ザ・フラグメント

3
近い将来、自動車の自動運転が実現すると、「無人タクシー」が一般化して、自動車は「所有するもの」から「利用するもの」へと変わるということらしい。それが望ましい未来なのかどうかは別として、たしかに可能性のある未来には思える。ぼくは、一番を目指すのはつねに正しい、と考える種類の人間だが、それを国策のように言われると逆らいたくもなる。ここはひとつ、全国37万のタクシー運転手を煽動してラッダイト運動でも引き起こすべきなのか。とはいえ、それで技術革新が止まるわけではないんだよなあ。2014/11/10

T2C_

2
良書。自動運転技術について、高度な知識に繋がる基礎知識が幅広く記述されている。社会的な課題と技術的な課題を、現状に照らし合わせて非常に分かりやすく解説しており、特に自動運転タクシーに関しては大きく期待を抱かざるを得ない水準にあることを理解した。またコスト面についても、概算ではあるがきちんと言及されており、課題の規模感を掴むにも良質なデータが提示されている。この書籍を通して、「自動運転」が今後確実に覇権を握り、パラダイムシフトの起こるテクノロジーであることを確信するに至った。2016/11/17

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