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内容説明
ノムさんが語る名選手40人の人間ドラマ!
王、長嶋はもちろん、旧くは水原茂に始まり、現役の岩隈久志、田中将大の思い出まで、球界に入って60有余年のノムさんが見てきた幾多の選手の名(迷)場面、名(迷)ゼリフを語り尽くす! 変化球1つを覚えたおかげで最多勝投手になった男がいれば、変化球1つを覚えたおかげで、選手生命を縮めてしまった大エースもいる。ノムさんと練習するために、ノムさんの隣家に引っ越してきた選手がいれば、練習嫌いを公言しながら大成したバッターもいる! 球界のスターたちの面白エピソードで綴るノムさん流スーパースター列伝!
そして「かつてのパ・リーグのスパイ野球の舞台裏」や「選手と一夜の愛人の別れ話の仲介」など、今だから話せる驚愕の話も満載! さらに、思い出深い阪神と楽天について特別に語った1章も!
ノムさんの記憶に焼き付いた主な野球界のスターたち
長嶋茂雄、王貞治、落合博満、田淵幸一、掛布雅之、原辰徳、衣笠祥雄、張本勲、門田博光、福本豊、柏原純一、江夏豊、金田正一、江本孟徳、江川卓、星野仙一、東尾修、杉浦忠、稲尾和久、古葉竹識、西本幸雄、大沢啓二、梨田昌孝、広岡達朗、岡田彰布、岩隈久志、宮本慎也、田中将大
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
58
80歳を超えたノムさん、未だ執筆するエネルギーは立派だと思う。今迄の著書とかぶるところも多いが、お初のエピソードも幾つかあり、興味深かった。当時巨人ファンだった時感じた原の料理法は思わす納得した。実際よくその方法で犠飛が欲しい時に、内野フライに打ち取られていました。王の料理法でもしかりですが、プロの投手でも制球力が無いのが、よくわかる。でも本当に一流の投手には原、中畑コンビは全く期待出来ませんでした。囁きに動じなかった張本と福本の話は面白かった。しかし、ノムさんの勝負に対するこだわりは、セナに通じる。2016/11/18
thee birdmen
38
さすがノムさんとしか言いようのない充実な中身。 前書きのちょっとした悩みの吐露から読む者の心をガッチリと掴み、あとは怒涛の回顧録。 特に阪神への恨み節はボヤキの野村の面目躍如とばかりにこき下ろされていて笑えます。 とはいえ、個人主義的な考え方に対する批判や、選手を育てる指導法などは具体的な例を挙げて書かれているのでイメージもしやく、その指摘は非常に的確です。 そういった点でもバランスがよく読みやすい本でした。2019/06/07
シュラフ
28
プロが語ってはじめてその意味が分かることがある。例えば長嶋のデビューでの4打席4三振。金田に手も足もでない完敗だったのは間違いないのだが、野村の眼に見えたのはそれだけではない。あの金田の球を全部打ちにいっての(見逃しではなく)空振り三振というのは並の新人ではないという感想。また、長嶋のすごさは身体が泳いでもヒットを打てることとスイングが速いこと。特にスイングの速さはまさに電光石火のごとくで、見逃しかと思った瞬間にバットが出てボールをミート。素人眼には分からないのだが、長嶋は技術的にもすごかったということ。2016/08/12
緋莢
20
図書館本。現役時代に出会った監督、選手、そして、監督時代の教え子らのエピソードが語られています。現役時代の野村さんと言えば「ささやき作戦」が有名ですが、それが通用しなかったのが王さんと長嶋さん。王さんは応じてくれるが、投手が投球モーションに入ると、すぐさまバッティングに集中する。長嶋さんは人の話を全然聞いていないので会話にならない。それぞれの特性が出ていて面白かったです。<「足」でなく「目」で盗塁した福本>、<「勝負にこだわり」「礼儀にうるさい男」江夏>(続く 2019/01/12
Kaz
19
8~9割が、他の書物と似通ったもの。切り口や語り口を変えているだけ。これが、再読を繰り返すような効果があって、どんどん野村教に浸食されていく。野村のミーティングって、多分同じ効果があったんだろうな。恐るべし野村克也。2016/03/18
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