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内容説明
27年間、獄中でも闘いつづけてアパルトヘイトを根絶し、南アフリカを再生させた20世紀の英雄。対立ではなく対話を貫いた不屈の生涯をたどる。(巻末エッセイ・緒方貞子)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かすみ
4
このシリーズは表紙の色やあと筑摩書房らしい紙質が好きで愛読。ネルソンマンデラ、アパルトヘイト撤廃に人生を捧げた人。このポルトレシリーズのネルソンマンデラの文章を書いた人が素晴らしい。すごくわかりやすい。中高生向けのシリーズだが大人にもよいと思う。アパルトヘイト撤廃後も経済格差は益々ひろがり、いまやヨハネスブルグは治安ワースト1か?ネルソンマンデラが描いていた、白人黒人、カラードすべての人が共存出来るアフリカは来るのだろうか。2016/08/14
HaruNii
4
テレビでインビクタスという映画を見て、もう少しマンデラ大統領のことを知りたくなり図書館で見つけた本。 こんな凄い偉業を成し遂げた人物の事をよく知らなった事が恥ずかしい。 強い信念さえあれば牢獄生活であっても、偉業達成の為に必要な経験に変えられる。尊敬します。2015/03/14
Tomozuki Kibe
3
生徒の英語リーダー文でネルソンについて読んでた。で、いくつか質問された中でよく知らないことを恥じて図書室をのぞくとこれがあった。 まずは彼がコーサ族の王家に連なる「ええとこの子」で都会の最高の学校で心身ともに鍛えられる機会があったこと。その中で自分が差別されていると気づく・この辺ガンジーと似てる。そして若いころの熱血が20年の投獄で成熟・老獪さも身に着けていること。家庭に対する犠牲もガンジーに同じ。 なにより白人に対する復讐を抑えたこと。だが長い間の経済格差を察するに至っていない苦しみも残る。2024/07/20
タバサ
3
まだ私には、記憶の中にある1990年代。マンデラ大統領の名前は聞いていたと思います。今この伝記を読んで、社会は人が作り、人が作るだけにエゴか内在しやすく、それに気付き食い止めるのも、また人なのだと思いました。マンデラの投獄中のエピソードは、「ショーシャンクの空に」を思い起こさせるものでした。活気盛んな若者が、鍛え上げられ誰もが慕い、敬う指導者となっていく課程と不屈の精神に感銘しました。伝記になるに相応しい人物。文も過不足なく、良書です。2023/12/23
SK
2
385*27年の獄中闘争。意外と短気な性格だったとは知らなかった。アパルトヘイト時代、日本が最大の貿易取引先になっていたとのことで、日本も無関係な問題ではない。むしろ、日本がアパルトヘイトを延命させたと言えるのかもしれない。2017/12/15
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