- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
・世界初! マクロ経済学に関連する実験を集めた本
紙幣とインフレーション、貨幣錯覚、期待形成、価格の粘着性、
経済政策の裁量とルールなど、重要な概念がよりよく学べます。
・30以上の実験を紹介!
重要かつ先端の実験を一覧できる便利な本。
学部生のためのテキストとしてだけでなく、大学院生にも読んでほしい一冊。
・『実験ミクロ経済学』と併せて使ってほしい!
2012年に弊社より刊行された『実験ミクロ経済学』と併せて読むと、
実験経済学のケーススタディ集として、より多くの情報を得られます。
【主な内容】
第1章 一般均衡モデル
第2章 消費関数
第3章 リカードの中立命題
第4章 貨幣の発生
第5章 紙幣とインフレーション
第6章 貨幣錯覚
第7章 期待形成
第8章 サンスポット均衡
第9章 価格の粘着性
第10章 裁量とルール
第11章 金融政策の決定
第12章 投資関数と企業の資金調達
第13章 R&Dとスピルオーバー
第14章 経済成長と貧困の罠
第15章 国際経済
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すーさん
24
大学教授らが執筆していることもあり、内容は教科書のよう。数式がたくさん出てきて、基礎知識がないと分からないところも多い。マクロ経済学の概要と、その中で自分はどの分野に興味が湧くかが分かり、その意味で読んで良かった。
aun
1
限定された環境ではあるが、マクロ経済学に実験という手法が使えるのは大きい。2020/09/02
のらくら Running B.B
1
実験ミクロ経済学に続く、実験経済学の主要な知見を紹介しながら大学の講義等でも体験できるようなフォーマットも提供してくれる好著。貨幣錯覚の実験を更に簡略にして、経済学の素養のない大学1年生や高校生に演習してもらったところ、先行研究通りの結果が出てビックリ。学生達も大変感じ入ったようだった。専門的な知見を理解しつつ、導入教育にも使える、大変お得な一冊。2015/01/30
葉
1
実験で配布する実験説明書などのサンプルがDLできる。個人的に気に入ったところは一般均衡モデル、サンスポット均衡、価格の粘着性、R&Dとスピルオーバーである。1番目はLian&Plott(1988)が先駆的研究らしい。2番目は、経済とは本質的には関係ない要因によって人々の期待が形成され、その期待に基づいて行動がコーディネートされた結果出た均衡のことである。実験的な部分が少しわかった気がする。2014/10/21