ラズベリーブックス 青い水晶の瞳に魅せられて

著者名：ダイアナ・クインシー【著】/寺尾まち子【翻訳】

竹書房（2014/11発売）

• ISBN：9784812488843

内容説明

侯爵となったカムリンは、社交界で人気だが、織物工場の経営者としても成功している。ある舞踏会の夜、庭での愛人との逢瀬で、実は既婚者だと知らされショックを受けていたカムリンの耳に聞こえてきたのは「はっくしょん」というくしゃみの音。誰かに見られていたのだ……。その後、親友夫妻からダンスするよう頼まれたのは、背が高すぎ、堅苦しすぎる壁の花の男爵令嬢シャーロット。乗り気でないまま踊り始めたカムリンだったが、その水晶のような青い瞳と率直さ、知性にひきつけられた。だが、自分が誇りにしている織物工場の経営について「ひどい人だ」と言われ、思わず唇をキスでふさいでしまう。一方シャーロットは、いけすかない男性だと思いつつも、カムリンに魅力を感じる自分にとまどっていた。おまけに、庭でかむリンと愛人を見ていたのはシャーロットだったのだ。間の悪い出会いから始まった二人の関係は……？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[せかのん]

T h e A c c i d e n t a l P e e r sシリ ーズ第一作

2016/09/26

[hiroko]

好きにるまでにもう少し時間かけて欲しかった。ヒロインの性格は嫌いじゃない。

2016/03/03

[矢田ふみえ]

なかなか面白かった。庶子の兄が、破壊運動と関わっているんじゃないかということは途中から推測できたけど。誘惑するのがマーガレットの登場でひっくり返ってしまったのがなかなか面白いね。

2015/09/23

[Ｍｅｉ♪]

最初の出逢いが出逢いだけに、もっと乱れた(笑)恋愛になるのかと思ったら、わりと平凡。家族の秘密も、思ったより普通で、まあまあ面白く読めましたけど、やっぱり普通かな…って作品でした。ヒロインも普通かな。

2015/02/20