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内容説明
尾張平野を一望できる要害の小牧山をいち早く押さえて、天下取りへの野望を燃やす3倍の秀吉軍と互角以上に戦った徳川家康――。だが、その家康もかつて上洛を目指す武田信玄には、三方ケ原の台地を巧みに利用され、無様に敗走させられた“苦い経験”をもっていた。本書は「地の利」を活かして作戦を練り上げた“戦巧者たち”の駆け引きと、合戦の勝敗の舞台裏を「地形」「地名」から読み解いていく。「関ヶ原は『不破関』にちなむ――古代律令制の軍事施設」「瀬田橋の戦い――壬申の乱では『大津京』の最終防衛線」「沖田畷の戦い――『決戦』を急いで罠にかかった竜造寺軍」「山名の大合戦はすくない――賤ヶ岳の戦いも『陣取りゲーム』」「戸次川合戦――四国勢を崩壊させた仙石秀久の『独断専行』」など、古代から中世、戦国時代、幕末まで日本各地の合戦模様が鮮やかに甦る。一目瞭然の写真・地図資料も多数収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
roatsu
12
日本で起きた大小合戦を、戦いの舞台となった地形を軸に確認できる興味深い一冊。時系列でなく地形毎に各合戦を整理してあるので興味次第でどこからでも読めるのが良い。勝敗は別にして、地形・地勢情報は徒歩で得るしかない時代にあって先人達がまるで鳥瞰したかの如くその特徴や他地域との関連を知って理解し、軍勢の駆け引きや城の縄張りに活用していた事実の凄さには改めて驚く。かつての重要なルートや要害の地の多くが今日も変わることなく利用され続ける事実はこの国で積み重ねられ、また続いていく歴史の連続を思わせてとても感慨深い。2016/03/21
siomin
1
題名の通り、地形という視点から合戦を分析した1冊。取り上げられた合戦は数多いが、もともと新書と限られた紙幅ゆえ、1つ1つの合戦が薄まってしまった感があるのが残念。もっと突っ込んだ内容のほうがよかったかも。2014/12/22
ぼいど
1
んー、思ったより突っ込み方が浅い気がしたかなぁ^^;内容がとある場所で起きた戦いについて割と淡々と書いてて、地形から合戦に迫ってる感じがないんだよね。まぁ戦ってのは1つの要素で決まるものでもないでしょうし、この位の方がより現実的なんじゃないかとは思いましたがw こーゆー本はどーしても戦国に寄りがちなところ、割と平安や鎌倉の戦にまでスポットを当ててるあたりが珍しいですね。2014/09/17
こまさん
0
ちょっと冗長な感じ。 戦場を分類わけするのはわかったけど、それによってなにがわかるとかあればよかった。2016/10/25
岡本
0
戦国時代の話かと思えば源平合戦等の中世の合戦があったりと数多くの合戦を分析した一冊。地形を重視したので個々の合戦については薄い内容のなっているのは致し方無しかな。現地の写真が多く載っているが必要性を感じない写真や見辛い写真が多かったり、地図の書き方が統一されておらず読み辛さを感じた。ルビ振りも織田信雄(のぶお)、信長公記(しんちょうこうき)等そういった読み方があるんだなと知った反面、さらさら越えをザラザラ越えと記載しており、検索しても全然出てこないので何をもってそう読むのか気になった次第。2015/01/20




