やっぱり九条が戦争を止めていた

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やっぱり九条が戦争を止めていた

  • 著者名:伊藤真
  • 価格 ¥1,375(本体¥1,250)
  • 毎日新聞出版(2014/10発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620322728

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内容説明

「憲法を国民の手にとり戻せ! ! 」
集団的自衛権行使容認へと突き進む、安倍政権の方針を徹底批判!
憲法の専門家が、憲法九条の理念と価値を問い直し、安倍政権の安全保障施策の 矛盾を指摘!
この国を再び戦争に向かわせないために。
今“平和の岐路に立つすべての日本人、必読の書。

日本国憲法の尊さを一貫して伝え続けてきた著者による書き下ろし。
日本国憲法の本質である立憲主義の意味、憲法成立の背景、集団的自衛権をめぐ る政府の解釈の歴史、安倍政権の安全保障政策、今後の集団的自衛権をめぐる議 論の行方までを解説する。


ところが、現政府が目指すのは、逆に、内閣が憲法解釈を変更し、内閣の方針に 合うように法律を改正し、こうして露払いをしてから憲法の改正を実現すること なのです。このような「法の下克上」というべきものを、立憲主義憲法の下では 許すわけにはいきません。(本文より)


【目次】
第一部 日本国憲法と平和主義
第一章 立憲主義と個人の尊重
第二章 立憲主義と日本国憲法の構成
第三章 戦争をしない国・日本

第二部 集団的自衛権行使容認への憲法解釈の変更
第一章 集団的自衛権の生い立ち
第二章 日本政府の憲法解釈の歴史
第三章 安倍政権と安保法制懇
第四章 集団的自衛権をめぐる論点整理

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

23
2013年12月、特定保護法立法化(150頁)、2日前施行。①秘密の範囲が広すぎる。②国家公務員以外にも、関連大学に民間企業職員を含まれる。③秘密を保護する2つの方法で、漏らさないことと、漏らした人への処罰。適正評価制度を導入。プライバシー権侵害の危険が高い。④処罰の範囲も広すぎる。今朝のラジオニュースでは、アベノミクスへの賛否は半々で、地方ほど反発するくせに、比例代表にはJ党を入れるって矛盾してるんだが。争点は本書に明確に書いてある。どこに入れるかわからない人は本書を読んでから決めてよいと思う。 2014/12/12

ntahima

12
【Kindle-185(Unlimited)】標準タイム3時間21分。憲法9条に関して、個人的には伊勢崎賢治氏等の、所謂「新9条論」が一番しっくりくる。但し、自分に合う意見だけ聞いてタコツボに安住しても空しいので、冷静かつ論理的な「新9条論」批判を求めて護憲論者の本を続けて読んでいる。著者本は非常に読みやすく納得性も高いので、<憲法>に限らず愛読している。但し、本書でも「新9条論」ついては批判どころか言及すらされていない。書かれていることには概ね同意するが、敢えて書かなかった件に関する見解が知りたかった。2017/11/06

今夜は眠れない

7
集団的自衛権の行使容認。政治の動きが充分な議論も無しに数で押しきられている。国民を守らない国は国として成り立たない。 「誰の子どもも殺さない世界」にしたい。2016/05/30

Mik.Vicky

4
著者である伊藤真氏、本当に信念があると思う。論理展開もとてもスムーズ。私は9条改正は必要だと思うが、9条反対派・改憲派こそ読んでおいたほうがいい。2014/11/21

ネコ

2
現政権は、国民に国家を守らせようとしています。国民を守ろうとしない国家には、絶望を感じます。 それにしても、集団的自衛権を主張する論理の子供騙しなこと。2014/10/13

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