ファミ通文庫<br> ブラス・オブ・シェルオール 新世響奏の姫騎士I

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ファミ通文庫
ブラス・オブ・シェルオール 新世響奏の姫騎士I

  • ISBN:9784047298682

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内容説明

名門吹奏楽部でトランペットのパートリーダーを務めるハルトは、ある日謎の光に包まれ気づけば異世界に!? なんとそこは、数曲の賛美歌しか楽曲が存在しない音楽的発展が止まった世界シェルオールだった! そしてハルトは、新しい音楽を追い求める少女リゼットと出会うのだが、この世界にはない楽曲を知る彼の演奏を聴いた彼女は大興奮! 彼こそ新時代の天才音楽家だと勘違いしてしまい――!? 二人の音色が世界を変えるボーイ・ミーツ・ガール開演! ※作品の表現や演出を考慮して、電子版は本文縦組で制作しております。また一部のページを改変しております。※

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いーたん

29
期待以上に面白かった。飛ばされた異世界では音楽の進歩・発展がなく存在する16曲の賛美歌以外は異端とされるそんな世界。主人公ハルトはそんな異世界に迷い込んで。。。紆余曲折を経て、音楽の力で戦争を回避して、異端とされ響奏騎士団は世界に認められはじめて。。。とまぁそんな云々かぬんは置いておいて、リゼットが可愛かった。とにかく可愛かった。あれ?好きになっちゃった?よし、次巻からはハルトは俺だハルトは俺だハルトは。。。(苦笑)2014/10/01

AKF-ZERO

11
音楽異世界物。読んでて中々斬新だなと言うのが第一印象。音楽が十六曲の賛美歌しかない異世界へと転移した吹奏楽部の部員である久藤ハルト。やがて彼はこの世界の音楽界で革命をもたらすと言った内容。吹部の内部事情の辺りは割と名門だった自分の母校を思い出しちゃいましたね。顧問は良い人でしたけどw クラシックとか殆ど知らない自分でも結構楽しめる内容でした。後半の展開はちょっとアニメのマクロスっぽいです。歌は戦争すら止めるみたいな感じで。桑島黎音さんのイラストも良いです。続きが出たら買いですね。2015/04/21

ぼりよこ

8
正直、かなりおもしろかった。『異世界系とガチ音楽』だったため、敬遠してしまっていたのだが、読み進めていくうちに、トランペットの旋律にこめる想い・気持ちが、強く迫ってきて、読み手にその臨場感や躍動感をうまく与えていると思う。冷静に音楽に関してはそこまで詳しくないのでどうこう言えないし、そもそも音がそんな広範囲に響くものだろうかと思ってしまったが、ライトノベル補正?として、楽しく読むことができた。じいちゃんの作った世界でハルトたちが、今後どの様に音楽革命の続きをしていくのか、期待して次巻も読みたいと思う。2014/09/28

giant★killing

7
意外と面白いぞ、コレ^ ^。さて、内容としては、クズ顧問のせいで、現実に絶望感を抱いていた吹奏楽部のハルトが、突如異世界に吸い込まれ、響奏騎士団に入り、リゼットを始めとする仲間たちと一緒に十六曲の賛美歌が絶対という音楽感を変えるために戦う、ファンタジー×音楽の物語。少ない登場ながら強烈な印象を残したのが吹奏楽部の顧問。『きんいろカルテット!』でもそうだが、現実にもこんなクズ顧問がいるのだろうか(いるんだろうなぁ…)。リゼットのツンデレ感が可愛いです^ ^。イラストもメチャクチャ良い。次巻が楽しみです^ ^2014/11/01

たにやん

6
讃美歌のみが“音楽”とみなされ、他の音楽が異端とされている世界シェルオール。なぜかそこへ飛ばされてしまった主人公が、音楽が停滞してしまった世界を変える為に奮闘する音楽ファンタジー。ヒロインのリゼットがとても魅力的なキャラで、主人公とのやりとりにニヤニヤしてしまいました。少し話が上手く行き過ぎた観もありましたが、物話のほうも非常に面白かったです。2014/10/13

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