竹書房文庫<br> 雪の女王 アンデルセン童話集

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竹書房文庫
雪の女王 アンデルセン童話集

  • ISBN:9784801900202

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内容説明

◎社会現象を巻き起こした大ヒットアニメーション『アナと雪の女王』の原点! アンデルセンの『雪の女王』を文庫化!◎あなたは大切な人だから――必ず助ける! 凍った心を救うのは、一途な愛。真実の愛と勇気、一途な思い……普及の名作に込められた感動体験をいま、あなたにお届けします!◎〈『雪の女王』あらすじ〉あるところに、カイという少年とゲルダという少女がいました。ふたりは大の仲良し。ある日、悪魔の作った邪悪な鏡のかけらが、カイの目と心臓に刺さります。その日から、優しかったカイの性格が一変しました。ある雪の日、ひとりでそり遊びをしていたカイの前に〈雪の女王〉が現れます。雪の女王はその冷たい魅力でカイをとりこにして、連れ去ってしまいました。ゲルダは大切なカイを探すため、世界の果てに旅立つ決意をします。果たして、ゲルダはカイ少年に再びめぐりあえるでしょうか? そして、失われた少年の優しい心をとり戻せるのでしょうか……?◎〈収録作品〉『雪の女王 七つのお話でできたものがたり』『人魚姫 リトル・マーメイド』『親指姫』『雪だるま ~スノーマン~』『おまめのプリンセス ~えんどう豆の上に寝たお姫さま~』『雪の花 ~スノードロップ~』[著者プロフィール]ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 1805年4月2日、デンマークのフューン島に生まれる。修繕屋を営む父親と洗濯婦の母親に育てられるが、家庭は大変貧しかった。しかし、貧しくとも心は豊かであれ、との父親の教えと影響で、幼少の頃より文学や演劇に興味をもっていた。1816年、14歳の時に、歌手・俳優を目指し、わずかばかりのお金を手にし、デンマークの首都コペハンーゲンに旅立つことを決心する。しかし、下層階級の出身であり、お金もなく、なかなか夢は叶わなかった。だが、アンデルセンはそんな境遇にも絶対に諦めることなく、様々なことにチャレンジする。その情熱と意欲を買った支援者によって、基礎教育・高等教育を受けられることとなる。文才はたちまち現れ、1835年に『即興詩人』『子どものための童話集』を刊行し、作家・詩人としての地位を確立する。以後、1875年8月4日に没するまでに、生涯を通じて156編の童話を書きあげた。彼の作品は、世界中の100ヵ国以上の言語に翻訳され、今なお愛読されている。また、デンマークの国家的象徴として、同国に多大なる観光収入をもたらしている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なないろ

28
読書メーター、一番最初の登録と感想だなんて嬉しいです。絵本では沢山読んできたアンデルセン童話。素敵な表紙に惹かれて手にとりました。原作はちょっぴり怖いことで有名ですが、リアルでストレートな言葉で表現されているんですね。スラスラと読み進めることができて、童話の原作に触れるのもいいなあと改めて思いました。やっぱり、小さい時から慣れ親しんだ人魚姫と親指姫が好きです。2014/09/14

ならのみやこ

4
表題作の雪の女王は約20年ぶりに読破。園児の頃、1番好きだった本。当時はカイの目や心にガラスが刺さり性格が変わってしまうシーンと女王がカイをお城に連れていくシーンが好きだったのだけれど…今思うと、何故そんなシーンが好きだったのだろう?当時から読書メーターを書いておけばなぁ(笑)2014/09/28

夜兎

2
アナと雪の女王を観て、原作が知りたくなったのでチョイス。ラストシーン、二人は無事に再会して故郷に帰れた。しかし、子供の心のまま大人になってしまった(浦島太郎状態というか、ピーターパン症候群というか)という意なのかな…と考えて、物悲しくなった。2014/11/13

もっち

1
筋書は自然と耳に入ってきているような有名な童話でも、その全訳を読むのはたぶん初めてで、絵本などでは省略されがちな細部まで読み応えがあり、認識を新たにするところも多かった(雪の女王は「悪役」ではないし、人魚姫は天に昇っても終わらない) 様々な女性に助けられて旅をするゲルダ、中でも山賊の娘は最後に再会してカイに突っかかるところまで含めて百合的においしい 『雪だるま』はやっぱりオラフ(そしてエルサ)を連想して一層切なかった 『氷姫』が収録されていないのは何としても惜しい2014/12/18

のっぴ

1
小さい頃に雪の女王の絵本をよんでから読む機会がなく、アニメやってたけどそれも全然みれなくて、でもこんな話だったなぁ…って思いだしました。リトルマーメードってああいう話なんですね、知らなかったです。ちょっとわかりにくいところもあったけど面白かったです。2014/09/15

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