内容説明
「へそ道」とは
自分のお腹の底からわき上がってくる
素直な思いに従う生き方
わたしたちはこの世界に誕生するとき、誰もが母親とへその緒でつながって生まれてきます。
母親もまた、自分の母親のへその緒とつながっていました。
そして、祖母もまた……と考えていくと、
へその緒でつながっていた、そのおおもとは何になるのでしょうか?
それは「なんとなく」わかるような、わからないような世界……
そんな感覚を日本人は昔から大切にしてきました。
「へそ道」とは、そのような「なんとなく」の世界を大切にしながら、
自分自身のお腹の底からわき上がってくる声に従う生き方を、
具体的な実践方法としてまとめたものです。
*目次より
はじめに
第1章 本来の自分とつながり直す道
第2章 「なんとなくの世界」を知る
第3章 「へそ」で生きる
第4章 へそと自己受容 ~自分を受け入れる大切さ~
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
江口 浩平@教育委員会
22
【生き方】2019年の1冊目に再読。昔この人が作った映画を観ていたこともあり、メッセージはすんなりと入ってきた。白駒妃登美さんが仰る天命追求型の生き方とも重なり、日本人として「おてんとさま」に何時でも見てもらっているという感覚を抱きながら、目の前のことを喜びながら生きていこうという教えは腑に落ちた。起こる出来事一つひとつに善悪などの意味をつけず、何を掛けたら喜んで感謝して生きれるだろうか。この視点があるだけでネガティヴな感情に呑み込まれることは減っていく。仏教の教えとも通じるところがあり、学びになった。2019/01/01
あまね
19
本棚の整理をしていたら、未読の本作を発見。『あらあら』と読み始めたら、思った以上に内容の濃い本に嬉しい驚きでした。私のへそは母と繋がっていて、母のへそは祖母と繋がっていて、祖母のへそは…。そうして辿っていくとその線は一本の道となっていて、根源に繋がっているという考えに『なるほど』と。読むたびに、新しい発見があるだろうなと思えた本でした。再読したい本棚に移動です。2017/09/24
Naomi
14
「へそ」(みたま)を大事にして生きること。ありのままの自分で生きること。ふわ~っとした感じのことを、丁寧に伝えてくれています。「使命」は、そんなに大きなことじゃなくて、目の前のことに集中して「今」を大切にすればいいとわかって、心が軽くなりました。わたしは、もっと、日々の「お詫び」と「恩送り」を意識したほうがいいのかもしれないと感じます。「光らせている人が光っている人」この言葉、わたしの心にも残りました。忘れずに、これを目指していこうと思います。2014/09/16
akiᵕ̈
3
再読。神道的な人の本質が分かる1冊。自分らしく生きるとは?ミッションを生きるとは?みんながみんなふと立ち止まり、そんな事にぶち当たる事はないかもしれないけれど、そう思った時にこの本と出会えたなら、自分を生きるヒントになると思います!2018/05/09
明星ことこ
3
好きで選んだ仕事が出来て好きなことをやり続けてきたけど、近頃やりたいことの中の自分がやれることはやり尽くした感、燃え尽き症候群のみたいなになってたところに出会った一冊。もしわたしが「使命」に気づけたとしても、今の仕事を辞めたくはない、、、となんとも中途半端な自分には気づけた。さあ、これからわたしはどうなるのか、どうするのか、楽しみにしつつもう一度最初から読んでみようと思わせる著者のパワフルな思いに感銘。2014/11/24




