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内容説明
未邦訳の歴史的名著の第2版がついに登場。統計的決定理論、ゲーム理論、経済学、心理学、政治学、行政学、社会学、経営学の学際的知識を結集。ノーベル経済学賞受賞者らの手になる本書によって、組織を科学的に多方面からとらえる研究がここから始まった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かんちゃん
11
1958年発刊の組織論の古典的名著…であるらしい。タイトルに惹かれて買ったら、思い切り難解な専門書だった。全編が論理式で組み立てられており、正・反・合の複雑な組合せの連続。実のところ半分も消化できなかった。ただ、半世紀を経た今でも新鮮さを失わないのは、心理学・行動科学・社会学・政治学・経営学・統計学と、極めて広汎に知見を集め、組織にまつわる命題を網羅的に解説しているところにある。いずれにせよ、頑張って読破した自分を褒めたい。よしよし( T_T)\(^-^ )2014/09/08
roughfractus02
6
事実と価値が組織の動くベースにある。意思決定の領域では成員の経験からなる直感と組織のルールが価値を作り、様々な事実の選択に制限をかける。この限定合理性は組織の目標を成功と失敗に二極化し、目標未達成の領域に注意を向ける傾向を生む。本書では前者を満足化、後者を検索と呼び、成功に満足すると失敗するゆえに新たな領域の検索に向かう、という組織の生物学的な特徴を強く示唆する。テイラー以来の組織論を検証した本書は、その一方で、組織を階層でなく意思決定過程として捉える。この過程はコンピュータの情報処理過程と重なり合う。2021/12/13
Hiroki Nishizumi
1
なかなか難解な教科書。ただ想定対象が製造業に偏っているのではないかという印象もある。2018/07/23
26-ring-binder
1
大学院の教科書として読んだ。 アージリス学派と対比されるマーチ学派の代表的な著作だと思う。ジェームズ・マーチのアプローチは経営者視点から捉えているので、アージリス学派との直接的な比較はやや違うようにも思うが、浅学なので、もっと学びたい。FフィルムHDのF森会長の手腕を分析する授業で、マーチの視点が活かせた。2018/06/28
ぽん教授(非実在系)
1
多分野を総合するサイモンらしさ満載の、組織論の金字塔。この時代によくぞ認知科学的な発想を突き詰めたと思うし、あらゆる分野の組織に関連する知見を操り組み立て、命題としてまとめたうえで命題同士の関連付けを行ったうえでシステム図に仕立てていく作業は粗削りである(そして、であるが故に本文に誤植やミスが多かったらしい)が芸術的でさえある。圧倒的知的バックグラウンドに臆することなく、原典のミスを全部突き詰めて修正した訳者の努力にも感謝したい。到底一回読むだけでは消化不良になるボリュームなので、何度も読み返したい。2016/10/22
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