角川ソフィア文庫<br> ペリー提督日本遠征記 下

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角川ソフィア文庫
ペリー提督日本遠征記 下

  • 著者名:マシュー・カルブレイス・ペリー/F.L.ホークス
  • 価格 ¥1,188(本体¥1,080)
  • 特価 ¥831(本体¥756)
  • KADOKAWA(2014/09発売)
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  • ISBN:9784044092139

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内容説明

刻々と変化する世界情勢を背景に江戸を再訪したペリーと、出迎えた幕府の精鋭たち。緊迫した腹の探り合いが始まる--。 日米和親条約の締結、そして幕末日本の素顔や文化を活写した一次資料の決定版!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

72
ペリー提督一行が日本に来る際、いかに深く日本の歴史や文化 風習などを研究し尽くしていたか。あいてが小さな国であろうと、決してあなどることはなかった。日本に対しては、武力じゃなく、談判交渉で開国へ導いた。維新前後の歴史を俯瞰する意味でも、さらには読み物としても興味深く面白い。必読の書である。2015/04/14

てつ

20
やっと上下巻読了。 ところどころ読むのがしんどいところもあるが、アメリカの上から目線がむしろ笑える。 誤解をしている箇所もあるが、歴史書として読めば読みごたえあり。 幕末開港に興味ある人は読んでみてもよいかと思います。2025/06/20

kitten

15
ペリー提督遠征記の続き。1853年、浦賀に来航。1854年、日米和親条約。てっきり、一回アメリカに帰ってるかとおもいきや、そんなことはなかった。琉球とか、小笠原諸島とか、香港や中国界隈を飛び回ったあと、ロシアの動きが気になって予定よりも早く日本にやってきた、と。そりゃ、疲れも出るよ。日本人は非常に好奇心旺盛で、手先も器用。優秀な国民だと見抜かれていた。吉田松陰が密航を企てたこともがっつり書いてある(吉田松陰とは書かれていないが)し、好意的に受け止めている。この時代の日本人、結構物知りだったんだな。2022/08/12

urano_takashi

6
静岡県下田市の描写を読もうと、昨年4月に購入。その後、少しずつ読み進め、1年かけて読了した。ものすごく面白い。これは上巻も買いだな! ペリー御一行は、日本人が宴会の残り物を懐紙に包んで持ち帰るのを見て、たいそう驚いていた。この習慣は江戸時代から変わらないのかー。いまは「持ち帰り厳禁」の店ばかりだけどね。それから、話には聞いていたが、ペリー御一行に力士を対面させたくだりは迫真の筆致だった。そして、御一行が力士を「下品なけだもの」と見ていたとは、思いもしなかった。ほかにも面白い描写がたくさん。読まなきゃ損。2016/03/30

jinginakineko

4
ペリーと言えば武力を盾に「未開国日本」へ開国を迫ったというイメージがあり、確かに「最終手段は武力」と考えていたのは間違いないが、思ったほど蔑視していたのではないらしい。日本についてあらゆる分野を調査し、来日してからも観察を続ける姿は、軍人としての責務もあろうが、どこか人文学者を思わせた。お歯黒女子だけはダメだったようだが、日本文化全般を公平な目で描写している。 役人たちと少しずつ理解し合う姿、密航を望む若者(実は吉田松陰)の向学心への感動。お互いの目的を超えた人間同士の触れ合いがそこにあった。2022/02/14

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