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内容説明
刻々と変化する世界情勢を背景に江戸を再訪したペリーと、出迎えた幕府の精鋭たち。緊迫した腹の探り合いが始まる--。 日米和親条約の締結、そして幕末日本の素顔や文化を活写した一次資料の決定版!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まーくん
84
「来春また来るぜ」と言い残して一旦、琉球及び中国方面に戻ったペリー提督、露・プチャーチンの動きを知り、一番乗りを逃しては大変と、若干早く日本に戻ることに。前年同様、久里浜にて交渉しようとする日本側に構わず艦隊を江戸湾内に進める。まずは交渉地で難渋。日本側の気持ちが良くわかる。江戸城を射程に収めた艦隊を海上に並べられ交渉をと言われてもね…。協議の末、場所は横浜村(現在の横浜・関内)に。新たに任命された全権・林大学頭らとの間で交渉開始。先に手交した大統領親書への回答から。渋る日本側を何とか押し切り交渉妥結。⇒2026/05/24
やいっち
72
ペリー提督一行が日本に来る際、いかに深く日本の歴史や文化 風習などを研究し尽くしていたか。あいてが小さな国であろうと、決してあなどることはなかった。日本に対しては、武力じゃなく、談判交渉で開国へ導いた。維新前後の歴史を俯瞰する意味でも、さらには読み物としても興味深く面白い。必読の書である。2015/04/14
てつ
21
やっと上下巻読了。 ところどころ読むのがしんどいところもあるが、アメリカの上から目線がむしろ笑える。 誤解をしている箇所もあるが、歴史書として読めば読みごたえあり。 幕末開港に興味ある人は読んでみてもよいかと思います。2025/06/20
kitten
16
ペリー提督遠征記の続き。1853年、浦賀に来航。1854年、日米和親条約。てっきり、一回アメリカに帰ってるかとおもいきや、そんなことはなかった。琉球とか、小笠原諸島とか、香港や中国界隈を飛び回ったあと、ロシアの動きが気になって予定よりも早く日本にやってきた、と。そりゃ、疲れも出るよ。日本人は非常に好奇心旺盛で、手先も器用。優秀な国民だと見抜かれていた。吉田松陰が密航を企てたこともがっつり書いてある(吉田松陰とは書かれていないが)し、好意的に受け止めている。この時代の日本人、結構物知りだったんだな。2022/08/12
urano_takashi
7
静岡県下田市の描写を読もうと、昨年4月に購入。その後、少しずつ読み進め、1年かけて読了した。ものすごく面白い。これは上巻も買いだな! ペリー御一行は、日本人が宴会の残り物を懐紙に包んで持ち帰るのを見て、たいそう驚いていた。この習慣は江戸時代から変わらないのかー。いまは「持ち帰り厳禁」の店ばかりだけどね。それから、話には聞いていたが、ペリー御一行に力士を対面させたくだりは迫真の筆致だった。そして、御一行が力士を「下品なけだもの」と見ていたとは、思いもしなかった。ほかにも面白い描写がたくさん。読まなきゃ損。2016/03/30




