内容説明
９月より放映のＮＨＫ朝の連続テレビ小説「マッサン」は、マッサンこと竹鶴政孝と、スコットランド人の妻リタが日本初のウイスキー誕生の夢に向けて突き進む夫婦の物語。本書は、朝ドラが100倍楽しめる！ をポイントに、竹鶴アンバサダーにも選ばれたバーテンダーの野田浩史氏が、酒のプロの視点から政孝の魅力とすごみ、日本発世界への発想で国産ウイスキーにこだわった「和魂洋才」と「地域興し」の情熱を紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くぅ
20
読んでる最中から小樽に、BARに、行きたくなる。ウイスキーを飲みたくなる。美味しいつまみを食べたくなる。「余市」「スーパーニッカ」「ブラックニッカ」を並べて、トワイスアップで一杯ずつ飲み比べてみたい。しかも小樽で。樽で熟成しているうちに蒸発する分はエンジェル・シェア＝天使の分け前というそう。勿体無いなぁ、贅沢だなぁって思いがちだけど、天使に半分あげてより美味しくなるって考えるのが素敵。「ウイスキー一筋で生きてきた。その意味では一行で片づく男である」このマッサンの言葉もかっこいい。2014/11/03
フーミン
10
ほのかに甘くこっくりとした深い味わい。だんだんと好きになっていったウィスキー。最初飲んでみた時は辛くて味など感じなかったのに…。日本人に定着させるのにはどれほどの苦労があったんだろうと連ドラを見ながら思いました。さらにこの本を読んでウィスキーのカクテルやブレンドのおいしさを知りました。知識として…。さっそくニッカウヰスキー仙台工場・宮城峡蒸溜所へ行き、知識だけでなく「竹鶴」やリサの「スーバーニッカ」を味わいにいきます！挫折した時リサが「マっさん、だいじょうぶ」と励ます声が聞こえてくるようです。2015/03/31
ヒコーキ雲
10
2014年8月上梓。オーセントホテル小樽の副支配人でもあり、ホテルバーのバーテンダでもある著者が、マッサンこと竹鶴氏の話も地元の方でないとかけないお話と、大人としてのお酒の楽しみ方が書いてあります。コンビニで買える焼酎やビールなどをアレンジしたおいしい飲み方も書いてあります。水割りのおいしい作り方も書いてありますよ。私も若いころからウイスキーが好きで、今はニッカのリッチブレンドを愛飲しています。4月に仕事で著者のホテルに泊らせてもらいましたが、小樽のまだ浅い春の空気に凛として立っている素敵なホテルでした。2014/10/31
こうちゃ
7
現在放送中の朝ドラ〔マッサン〕のモデルでもある、ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝を敬愛する、名バーテンダーの著者による、朝ドラは１０倍面白く、お酒も１００倍旨くなる手引書。コンビニやスーパーの酒を１０倍おいしく飲む方法や、超簡単！ペットボトルでシェイク！は試してみたいカクレルやおつまみがいっぱい。レシピ付きなので、手軽に手に入る安価な物で自宅でバー気分が味わえそう。2014/10/27
ぁー
4
お酒好きの人、是非読んでいただきたい!!!美味しそうなお酒の作り方が満載!!!マッサンとリタのことも書いてあり、余計にウヰスキーが好きになること間違いなし！ こんなご時世、ウヰスキーに凝ってもいいんでない？(笑)2021/01/31
