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内容説明
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名著復刊! 考える喜びをあなたに! 平行線とは同じ平面にあって互いに交わらない二直線のことである。では、この平行線はどう見えるだろう? 東西にまっすぐに延びた線路――この平行な二直線は地平線の一点に集まって見える。東を見ても西を見ても……。それでは平行線とは二つの無限遠点で交わっている直線なのだろうか? (ブルーバックス・2014年8月刊)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オザマチ
14
前々から読みたかったので、新装版として出版されてくれてうれしい。ただ、「平行な直線は交わらない」という中学数学の知識が染み付いてしまっていて、読んでいる最中に何度か迷走してしまった。非ユークリッド幾何学を組み立てた人たちは、やっぱり天才だ。2015/01/01
calaf
13
非ユークリッド幾何。名前は知っているけど、詳しい(?)内容はほとんど知らなかったので、面白く読みました。ただ、クラインのモデルに関しては、以前別の本(?)で読んだ気がします。ここで出てくる球面上のモデルの方が、確かに少し直感的ですね。3次元空間を考える必要があるので、その分少しレベルが上がるかもしれませんが。2014/09/23
オザマチ
9
再読。最近、初等幾何的な議論にトライしていないのでちょっと読みにくいと感じてしまったが、歴史的な話は今読み直しても面白い。2025/02/11
ががが
6
第2部まではどうにかこうにか読めたが、第3部以降は数式を飛ばしてしまった。地平線は直線なのか、円なのかというところから、もう本当にわくわくする。いままでの図形はただ、直感的に納得しやすいだけだったのだ。直線とは、円とは、平行線とは、当たり前だった概念をひとつひとつ解体して新たに定義していく。いろいろ自分の中のものを破壊したので少し頭が痛くなったが、いい具合に好奇心が刺激された。「我々が非の打ちどころのない平面だと思っているこの平面が外の空間から眺めると実は球面だった、ということはないか。」245ページ2015/03/31
BIN
3
非ユークリッド幾何学というので曲面のことをイメージして読み始めたものの最初の平行線でわからなくはないが、若干ややこしくてうんざりしそうになった。2章は非ユークリッド幾何学の発見までの歴史なので、それは楽しんで読めた。3章はだいぶすっ飛ばして斜め読み。やはり図形に苦手意識があるのか難しい。2015/06/24
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