内容説明
虚妄。それは常人には見ることも触ることもできない、この世ならざる幽玄なる存在。祖母を亡くし、天涯孤独の身となってしまった中学生の少女・歩は、祖母の知り合いらしい北条奥右衛門という青年の屋敷に、身を寄せることとなった。だがそれは、虚妄と対峙し自分の力と出自を自覚する運命の始まりだった。歩の祖母である八重と奥右衛門は、虚妄に対抗する組織の人間だったようで……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みーこ
7
さくっと読了。時代モノじゃなかった…。そしてコバルトだったとは。続きがありそうだけど、図書館で見かけたら読みます。2015/03/16
紅羽
5
十年以上積んでましたが、ようやく読了。何となく時代モノかと思ってましたが、現代モノでしたか。「アジキ」とか「マガリ」とか、設定が色々盛り込まれていて好みな世界観が良いのですが、作中、どの視点かわからなくなりがちで少し読みにくかったです。2025/04/07
ユイ
4
設定詰め込み過ぎてもったいない感じでした。妖ものだからか。2016/09/22
ひーたろー
4
何だろう、美味しい設定で、ラストは泣ける展開になるはずなのに、時系列と視点がころころ変わる構成がまずいのか、キャラクターの横のつながりがかみ合ってない所為なのか、イマイチな感じ。勿体ない。2016/03/03
ミド
2
手袋を外すと人格が変わるという設定はすごくおいしいのに、今いち萌えがない。歩と奥右衛門とどっちが主人公?な状態だからか、まとまりが悪い。巻末のアジキの絵にもふもふが足りない!オレンジ文庫ではなくてコバルトなら、歩とか同級生2人組のイラストもつけて。2016/02/18
-
- 電子書籍
- イスタンブールを愛した人々 エピソード…




