内容説明
虚妄。それは常人には見ることも触ることもできない、この世ならざる幽玄なる存在。祖母を亡くし、天涯孤独の身となってしまった中学生の少女・歩は、祖母の知り合いらしい北条奥右衛門という青年の屋敷に、身を寄せることとなった。だがそれは、虚妄と対峙し自分の力と出自を自覚する運命の始まりだった。歩の祖母である八重と奥右衛門は、虚妄に対抗する組織の人間だったようで……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みーこ
7
さくっと読了。時代モノじゃなかった…。そしてコバルトだったとは。続きがありそうだけど、図書館で見かけたら読みます。2015/03/16
ユイ
4
設定詰め込み過ぎてもったいない感じでした。妖ものだからか。2016/09/22
ひーたろー
4
何だろう、美味しい設定で、ラストは泣ける展開になるはずなのに、時系列と視点がころころ変わる構成がまずいのか、キャラクターの横のつながりがかみ合ってない所為なのか、イマイチな感じ。勿体ない。2016/03/03
ミド
2
手袋を外すと人格が変わるという設定はすごくおいしいのに、今いち萌えがない。歩と奥右衛門とどっちが主人公?な状態だからか、まとまりが悪い。巻末のアジキの絵にもふもふが足りない!オレンジ文庫ではなくてコバルトなら、歩とか同級生2人組のイラストもつけて。2016/02/18
サクぽん
2
現実離れしていて楽しいお話でした(笑)まだまだ分からない事だらけなので次があったら読んでみたいです(^w^)2015/04/18