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内容説明
憂鬱な日本を飛び出し、世界を隈なく見てきたからこそ素直に言える「この時代の日本に生まれてラッキー」。注目の若手起業家の初評論。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おさむ
34
息子と娘はまぎれもないゆとり世代。草食だとか、熱量が少ないとか批判されるけれど、いやいやこの本の著者の税所さんを見ると、希望がわいてきます。バングラデシュで、e-ラーニングの普及に奔走するバイタリティー。国境をものともせず、気軽に飛び越える行動力。ネットやデジタルを縦横無尽に活用するITスキル。本著の白眉は、「ぶざまな大人たち」を見て育った彼らが、実は世界における日本の存在感を高めたのは、団塊の世代に代表される大人たちが死に物狂いに働いて、いまの日本の経済発展を成し遂げたから、ということに気づく点ですね。2018/09/04
BluePlanet
12
★5.0(3.84)2014年9月発行。日本に平成生れのこんな若者がいたとは。19歳でバンクラディッシュに渡り、同国の貧困地域の高校生を名門大学に入学させるプロジェクトを成功させる。その後世界の貧しい地域の教育革命を掲げ、五大陸ドラゴン桜プロジェクトを推進。世銀IMF総会には日本のユース枠で参加等を通して世界中に数多くの知己を得、さらには渡邊美樹氏や田原総一朗氏、ドコモから出資を得てソマリランドに大学院設立を目論む。金儲けは考えず、純粋に貧しい子供たちの教育のために、立ち上がる著者のこれからの活躍を祈る。2019/04/28
hayataka
4
e-education・税所篤快さんの著作。税所さんがこれまで見てきた世界を模擬体感できて、それだけでも面白い。僕も所謂ゆとり世代であり、大人からのゆとり世代批判を目にする事はあったが、そんな社会の仕組みを作ったのは貴方たちですよと嗤っていた。そんな批判は気にせず、団塊世代が築いてくれた環境に感謝しながら、僕ら世代が暴れる時代ですね。痛快な本でした。2015/06/28
しゅんぺい(笑)
4
この行動力、推進力は本当にすごいと思うねんけど、どっか奥底に日本に対する、そこに生きる人間に対する「強くあれ」というメッセージが見え隠れしていて、そこが気持ち悪い。じぶんは、もっとしなやかな強さにあこがれるかな。2014/09/03
toshokan-no-hito
4
うーん、いわゆる「意識高い系」「夢追い人」の典型だな。やってることは良いと思うのだが、、、2014/08/29
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