内容説明
江戸で浪人となった青年・夏島丈衛門は、ひょんなことから”喧嘩最強”の経営指南所「唯力舎」に入塾することになる。若き師範であるたえとともに、「犬の接待」から「大店の再建」まで、唯力舎にくる様々な依頼を「自分にとっての”妙手”で解決していく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
baba
25
「算盤」が出たので前作を読んでみた。設定は面白い。谷津さんの時代物は好きですが、若者のキャラがなかなかつかみずらい。ラノベの様でちょっと都合の良い展開でサクサクと、あっという間に読了。2019/01/10
ううち
12
表紙絵が可愛くて購入しました。経営指南所とは経営コンサルタントみたいなところでしょうか。時代ものとしては小難しくなく、軽く読みやすいです。ふたつの案件がうまく行きそうで良かった。他にも組(部署？)があるようなので、そちらの方と絡んだお仕事も読んでみたい。2016/03/13
naoki 1958
4
江戸時代の経営指南書？ 設定の斬新さ、話運びの鮮やかさ、楽しめる一冊です。浪人の丈衛門は、仲間と怪しげな仕事で糊口凌いでいた。ある仕事で出会った桜色の小袖姿の美しい少女に出会う、それが彼の運命を変えることになる。癖のある脇役たちがまた魅力的で、話に引き込まれます。 続編を期待したい。2014/08/21
ウォーカージョン
3
「算盤」がけっこう面白かったのでこちらも読んだ。しかしし、江戸時代の雰囲気なし、ご都合主義、経営指南が平凡。初期の作品だからか。2019/01/04
まき
3
ラノベ風で読みやすいけど、展開が都合よすぎる。時代ものなのに現代の言葉が出てきたりするし、気になるところはいろいろあるけど、まぁこんなもんかなと・・・シリーズの第一巻のようだけど私的には次は無いな。2015/05/13
