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内容説明
「グーグルグラス」や「グーグルドライバーレスカー」など、常に注目を集め、世界に影響を与え続ける企業・グーグル。その根底にある圧倒的すぎる考え方の謎を明らかに! シンプルに「正しいこと」をし続ける。すべての「伝統的なやり方」を疑う。「自分がほしいと思うもの」をつくる。その考えや行動を、私たちは学ばなければならない―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
20
懐の深い会社なのでself driving car の技術が無償提供、もしくは極めて低価格で販売されるかもしれない。それによりビッグデータの吸収。 顧客がいま欲しいものを作るのでなく、数年後に欲しくなるものを創造していく。20%ルールは通常業務を8割時間で行い、残りを創造的な時間にする。遊んでいるわけでない。スペルミス入力でも目的に近付ける検索。今後の事業展開に注目。2015/11/08
どんたこす
18
Googleは自動運転を収益の柱にしようとは考えていない。運転時間中はネットにアクセスできない。ミッションに反する。☆世界中の情報を整理する。☆世界中の人々がその情報にアクセスできる。通勤運転から人々を解放すればネット時間が増え収益が上がるというベクトル。2021/05/12
tolucky1962
15
世界中の情報を整理し、世界の人々がアクセスできて使えるようにすることを基本とする企業ポリシーをこれまでの事例を使って説明する。研究で新たな技術を生むより、欲しいものを実現する会社という。モノよりコト。ドライバーレスカーもモノが目的でなく、これにより人々の時間を生み出すコトを目的とする。広告もあくまでユーザーのためになるようにする。何が本質的に世の中にためになるかを優先的に考えて判断を下す姿勢を著者は好意的に記述している。特許戦略のための企業買収や中国での事業の進め方などgoogleの苦労も興味深い。2017/04/24
なななな
7
「目からウロコ」というより、「実践するべき大切なこと」が確認できる1冊という印象。「ニーズじゃなくてウォンツ」という話も、グローバル化という話も、「シンプルに正しいことをし続ける」というなかで消化されていく。間違いないですね。2017/08/31
としお
7
0円で利用してるんだけど対価として自分の情報を払っていることを再認識。限界費用とネットワーク外部性があるからイノベーションへのインセンティブがあるということを頭に置いて読んだから文章の含意も読み取れたかな。とても読みやすかったです!ほんとGoogleはどこにでも参入できるな。多分しないだろうけど。2014/09/04