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内容説明
「グーグルグラス」や「グーグルドライバーレスカー」など、常に注目を集め、世界に影響を与え続ける企業・グーグル。その根底にある圧倒的すぎる考え方の謎を明らかに! シンプルに「正しいこと」をし続ける。すべての「伝統的なやり方」を疑う。「自分がほしいと思うもの」をつくる。その考えや行動を、私たちは学ばなければならない―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
20
懐の深い会社なのでself driving car の技術が無償提供、もしくは極めて低価格で販売されるかもしれない。それによりビッグデータの吸収。 顧客がいま欲しいものを作るのでなく、数年後に欲しくなるものを創造していく。20%ルールは通常業務を8割時間で行い、残りを創造的な時間にする。遊んでいるわけでない。スペルミス入力でも目的に近付ける検索。今後の事業展開に注目。2015/11/08
tolucky1962
15
世界中の情報を整理し、世界の人々がアクセスできて使えるようにすることを基本とする企業ポリシーをこれまでの事例を使って説明する。研究で新たな技術を生むより、欲しいものを実現する会社という。モノよりコト。ドライバーレスカーもモノが目的でなく、これにより人々の時間を生み出すコトを目的とする。広告もあくまでユーザーのためになるようにする。何が本質的に世の中にためになるかを優先的に考えて判断を下す姿勢を著者は好意的に記述している。特許戦略のための企業買収や中国での事業の進め方などgoogleの苦労も興味深い。2017/04/24
なななな
7
「目からウロコ」というより、「実践するべき大切なこと」が確認できる1冊という印象。「ニーズじゃなくてウォンツ」という話も、グローバル化という話も、「シンプルに正しいことをし続ける」というなかで消化されていく。間違いないですね。2017/08/31
としお
7
0円で利用してるんだけど対価として自分の情報を払っていることを再認識。限界費用とネットワーク外部性があるからイノベーションへのインセンティブがあるということを頭に置いて読んだから文章の含意も読み取れたかな。とても読みやすかったです!ほんとGoogleはどこにでも参入できるな。多分しないだろうけど。2014/09/04
@nk
6
初版は2014年8月、今から4年前。この4年で色んな状況が変化しているとは思うが、Googleの理念や誕生から成長を、とても読み易く綴っています。自分の仕事面もそうですが、先ずは生きてく上で取り込みたいと思える考え方が、さすがに多い。必ず再読しよう。/これまで、自分の情報を提供する対価としてGoogleが使える、と捉えていたのが正直なところ。自分の認識は、ある意味間違ってはいないものの、本書の内容がGoogleの本当の姿なのであれば、これから何か1つ検索するたびに、この本を思い出す気がする。2018/08/23