文春文庫<br> 教授のお仕事

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文春文庫
教授のお仕事

  • 著者名:吉村作治
  • 価格 ¥611(本体¥556)
  • 文藝春秋(2014/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167901646

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内容説明

早稲田大学の名物教授が初めて描くキャンパス情報小説。日本のエジプト学の泰斗としてテレビ等でお馴染みの著者ですが、本業は大学の教授。21世紀の今日、大学のキャンパスでは何が起きているのか。教授たち、学生たちの素顔。事務方の官僚っぷり。モンスターペアレンツの実態や、派閥争いに走る先生たち――。架空の大学を舞台にして最高学府のトホホな舞台裏を描く痛快な小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かつお

7
大学の教授は何をしているのか??ということがわかった。研究だけが仕事ではない、むしろ研究をできないくらい校務がたくさんある。職業としての大学教員を垣間見ることができたと思う。2016/05/01

ペペ

6
教授の仕事の内容や学内の様子などが小説として面白く描かれていた。他の教授たちの確執や派閥に染まらないで行動する中教授の信念がかっこいいと思った。2016/03/14

さちこ

2
エジプト考古学者の、中教授。後3か月いたら退職金を倍貰えたのに、友人の死を機に第2の人生を決意。65歳。学生から早稲田大学教授まっ長い月日を過ごし、職員、生徒との関わりを時代を背景に一匹狼の目で表現。楽しく読めました。カイロ大学に入り、遺跡発掘等マスコミにとりあげられ、後進育成を楽しみにしています。2021/12/19

きまたよ

2
エジプト関連の考古学で有名な吉村先生の小説。都大学の中一教授が主人公で、大学内の様々な出来事を23編でおもしろく読ませてくれる。100%フィクションってことはなく、何割かは実体験が含まれているのでしょう。中に少し出てくる考古学や主教に関するうんちくはやはり専門家ですね。「あとがき」や解説も期待していたのだけれどそれはなしでちょっと残念。しかし、東京地区を想定しているのだろうけど、都大学、みやこ、というと近鉄都ホテルという連想になって京都が思い浮かんでしまいます。2014/09/15

コンクリ君

2
なかなか面白かったです。吉村先生の実体験も含まれているのでしょうか?先生はサービス業と言っても、教育がメインのはずなんですが……。志願者集めに四苦八苦している私大の先生はもっと大変なのでしょうか?2014/09/06

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