内容説明
古代、神と人とがまだ近しく生きていた時代。失踪していた昼女神が戻り、天葦原に日の光が戻った。だが東の辺境は人間たちの争いが絶えず、混乱していた。水派の巫女・玉藻は、敵対する豪族・若武王と和睦を結ぶために嫁ぐことになり、ずっと慕ってきた兄・岬への想いを秘め殺す。しかし婚礼間近のある夜、反乱が起こり、玉藻に危険が迫る。岬は獣と化す呪いを受けて苦しみながらも、玉藻を若武王のもとへ送り届けようとするが?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こばこ
4
楽しかった。幸せな気持ちになれた!兄妹、そして他人の不幸の上にある恋愛という枷が切なくてロマンチックでした。心の中がとても素直というか、苦しいとか幸せとか、そういう気持ちがまっすぐに偽ろうとせず書いてあってとても好きです。お話としては前回の方が凝っているように思ったけど、キャラクターの書き方はこっちの方が好きだと思いました。カガリ、雪荷も登場して癒されました。2015/02/09
ゆり
4
前作から少し後の時代の物語。玉藻と岬のふたりの報われない想いがひたすら切なく辛かった。炬と雪荷が再登場です。ふたりのそれまでの逃避行がしんどかったので、彼らの里の豊かな様に心が温かくなりましたが、伊布夜の仕打ちはえげつない……。若武王もまた強くいいひとではありました。岬の正体にはびっくり。そして最後の昼女の君のあれこれが、なるほど、炬の母親で伊布夜の姉だなあと、確かに思いました(笑)。雪荷もむごい仕打ちから解放されそうで、よかった。忍熊や万菜ちゃんがお気に入りの脇役キャラでした。2014/08/03
おざみ
2
前作の二人も出て来て嬉しい。こちらのお話も良かった神様の名前とか読み方が難しいけど神話もいいものだと思った。またこの世界のお話を書いて欲しい。2016/09/10
ユイ
2
メイン巫女は変わりつつも雪荷達の出番はしっかりありました。しかもかなりツボなイラスト付きで。今回も魅力ある人がたくさん登場してました。2014/10/17
ちいくま
1
ヤング向けコーナーの返却棚で遭遇。名詞の独特の読み方を覚える頃に読了。病院の待合室で数日かけて読みましたが、久しぶりに読んだメロメロ系?な展開についていくのが大変でした… ピュアな心を取り戻したい…2017/01/28
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