内容説明
「集団的自衛権」と改憲を考える究極の一冊、緊急出版! 左から右まで、もっとも幅の広い集団だった自民党から、ハト派がいつの間にか消え、タカ派の勢力が増している。いったい何が起こっているのか。自民党ハト派の代表格から、外交の現実を見てきた当事者たち、安保法制懇メンバー、タカ派の代表格までが赤裸々に証言する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
4
人それぞれの考えは聞かないとわからない。それを痛感した。2019/02/22
german-ger
0
一気読み。タカ派でも、慰安婦や大虐殺がなかった、という意見を認めておらず、国際的で柔軟なリベラルな人、と印象を持ったが、少し時間をおいて考えると、「政権の中枢にいる状態で話したことが公になるとわかっているのに本音を話すのか?」と疑問がわいた。野党になれば本音を言うかもしれない。世界的に状況が変化しているのは理解できるが、過去の戦争を見極める話などは、まるで「ゲーム上の攻撃のような」発想で語られ、命が介在する発想がないのが印象的。各人の理論はスバラシイので実行すると国同士の衝突はなくなるはず(苦笑)。2014/09/28