内容説明
世界中のすべての甘味は神の聖なる恵みであり、その変化たる魔力も共に甘く、尊いものである――。そんな甘さを神聖視する世界から、ある日、一切の魔力＝甘味が消え去ってしまった！ 魔道参謀官であるジアは、幼なじみの姫君メイリーを支えて軍務に励んでいたが、甘味消失の原因が魔女領にあるとにらみ、司教ミレッタ、歩兵隊長ハーシュアらと少数精鋭で旅立った。だが大陸最強たる彼の維持する「甘い」魔力は、甘味の枯れたこの世界で数多のトラブルを引き寄せる――それは留守番を頼んだはずのおてんば姫、【銀麗弓姫】メイリーがこっそり馬車に乗りこんでいたことにはじまり!? なめて、しゃぶって、ぺろぺろさせて！ スウィーツ系ファンタジーラブコメ！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ギンレイ
5
【甘き導き】 ライトなファンタジーエロコメ。 割と面白かった。 コメディ部分が笑えたので軽い気持ちでさくっと読めた。 キャラの壊れっぷりが面白い。 クッキィ・・・と独り言言って目を血走らせて武器を振るう幼女はイッちゃってる感がハンパなかった。 美青年が出てくるとホモォ展開になっちゃうし全体的に壊れてますねｗ 評価は ★★★★★★★★☆☆ ８個星です！！2014/12/27
シュエパイ
5
あ、うん、イイ意味と悪い意味の両方で、この世界の住人、おかしい（笑）なんで終始、味見されちゃうのが男の方なんだｗ確かにどこかしょっぱくて、甘ったるい終わり方でしたよぅ2014/08/31
登良
4
前作のオワランデもそうだけどエロがメインで読了後印象に残らない。文章は読みやすいけど。作者は官能小説枠で連載してどうぞ。2014/08/01
leo18
2
甘い魔力をペロペロする、の一発ネタで終わってしまってるのが残念なところ。メイリーの言動、特にデレたしゃべり方がすごく可愛かったけど、もっとラブコメ要素があっても良かった。「俺ボク」の続きを待ち続けます。2014/08/09
ミヤザワ
1
こういう設定を考えて本当に馬鹿だなあと思える愛すべき馬鹿ラノベだった。魔力を甘味から摂取して、魔法を使うと体が甘くなる主人公をぺろぺろしたくなるって設定を生み出すために、この世界を創造したと考えるとおもしろい。『オワ・ランデ！』や『ボクと言え！』もそうなんだけど、設定を活かすための設定をつくるのがうまい作者なのだと思う。これからもこの道を突き進んでもらいたい。すごいたのしめた、もとい、すごくたのしめました。2015/09/14
