インテリジェンス1941 - 日米開戦への道

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インテリジェンス1941 - 日米開戦への道

  • 著者名:山崎啓明
  • 価格 ¥1,408(本体¥1,280)
  • NHK出版(2014/07発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784140816479
  • NDC分類:391.6

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内容説明

後戻りできなかったのは、なぜか

1941年12月8日、真珠湾攻撃――日米開戦は不可避だったのか。近年新たに公開された史料を元に、日・米・英・独・ソなど各国が行っていた諜報活動=「情報戦」の実態と、数多の人物たちの思惑と欲望が複雑に絡み合いながら、真珠湾攻撃にもつれ込んでいくまでの様を生々しく描く。昨年12月8日に放送され好評を得たNHKスペシャルの書籍化。

■目次
プロローグ 開戦前夜
第1章 謎のスパイ・ニイカワ
第2章 スパイ・マスターの誤算
第3章 チャーチルの影
第4章 コード・ブレイカー
第5章 独ソ戦錯綜する情報
第6章 ダブル・エージェント
第7章 ポイント・オブ・ノーリターン
第8章 真珠湾潜入
第9章 ワシリエフ文書
第10章 N工作
エピローグ スパイたちのその後

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

新父帰る

6
本書は日米英ソのスパイによる情報戦を見事に描写。全て実名。山本五十六もワシントンの武官時代に諜報活動をしていた。本書を読むと日米開戦への道を開いた大立役者は、やはりチャーチル。南部仏印進攻情報から危機感を抱いたチャーチルの行動は素早い。全力で米を参戦させるために英情報機関をフルに活用。さて、「真珠湾奇襲攻撃」の警告をアメリカは二回受け取っていた。しかし、1回目は一笑に付され、二回目はワシントンの陸海軍上層部に渡ったが、情報の洪水の中に埋もれた。現地ハワイには届いていない。その他、ハル・ノート等読み所満載。2017/06/18

mushoku2006

4
この番組、見た記憶がないなあ・・・・・・。 それはともかくとして、しかし、この文章は妙に読みにくい。 ノンフィクションなんだから、 もっと淡々と史実を述べてくれればいいのに、 上手でもないのに、小説的な描写がたくさんあって、邪魔。 それともやっぱり小説なのか?どうやら違ったようだが。 どうも気になって、中身がまったく頭に入ってこなかった。 TV放送で観ておけば良かった。2014/09/12

あまたあるほし

4
話がバラバラだなあ。せっかくの新発掘資料がもったいない……とも思った。NHKのBSで放映した「チャーチルを裏切った男たち~日英海軍の諜報戦~」のことが思いっきり触れられてないが。どちらが先に調べたのかな、と思ったりもした。2014/07/27

konaka

3
3+2014/12/09

dhaka

3
真珠湾攻撃に至る過程で、チャーチルの果たした役割は大きい。 広東の領事館の公使が、本国に送った南部仏印進駐後の野心的な計画をルーズベルトに伝え、底知れぬ野心の証と激怒させ、日米対決に繋がる経済制裁に踏み切りさせる。実はこの情報は個人的な見解で、軍部に東南アジアへ侵略計画があったわけではなかった。 インドシナへ南下している船団の数を大幅に増やしてルーズベルトに報告し、日本への妥協暫定協定情報を引っ込めさせた。この情報の出処もチャーチル まさに狡猾。日本にこんなスケールの指導者は出てこないんだろうなと感じた。2014/08/16

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