幻冬舎単行本<br> 魂の在処

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幻冬舎単行本
魂の在処

  • ISBN:9784344026100

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内容説明

サッカーにすべてを捧げた男。
希代のストライカー、その実像。
足が折れても走り続ける熱情の源を、自身の言葉と関係者の証言で明らかに!

中山雅史の核にあるのは負けず嫌いとサッカーを愛する気持ちだけ。ほかにはなにもないから中山雅史だった。なにもないからなにかを得ようともがき苦しみ、もがき苦しむことから抜け出すために、手を伸ばし、その先をつかもうと努力した。ずっとその繰り返しだった。
(本文「なにもないから中山雅史」より抜粋)

本番になったら本気でやるというスーパーな選手がいる。それができるのならすごいと思う。
でもぼくはスーパーじゃない。本番になったら本気でやるということはあり得ない。言いわけをしないためには練習のときから本気を積み重ねるしかない。自信は積み重ねのなかからしか生まれない。
(本文「自信は積み重ねのなかからしか生まれない」より抜粋)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

4
両膝の半月板を失っても「サッカーは手段ではなく、小さいころからずっと目的だった」からボロボロになるまで戦い続けた。U-20代表監督の内山篤さんも、そんなゴンさんを間近で見てきたからこそ、若手選手の奮起を促す言葉には切迫感がある。「15歳でトマトを食べられない選手は、もう食べられない」▼ジュビロのJリーグ参戦を決定的にした地が、磐田ではなく海老名だったことに驚いた。2017/11/05

yamabon

3
ブラジルW杯・日本vsコートジボワール、エースのドログバがタッチラインに立ち、ピッチに足を踏み入れた時の空気の変わりよう。僕たちは同じものを知っている。そう、僕らの代表には中山雅史がいた。中山ほどサッカーにすべてをささげ、常に「全力」であることにこだわり、闘っている選手がいただろうか。彼の全盛期を見ることが出来た僕たちは幸せだったと思うし、彼の魂は引き継がれなければならない。今の日本サッカー界で彼の魂を引き継いだと言える名前を挙げられないでいるうちは、W杯優勝など夢のまた夢でしかないだろう。2014/08/14

Kumiko Fukasawa

2
サッカーをいちばんにしているか、そのための努力をしているかと聞かれたら、していると言い切れる。2015/05/25

じゅん

2
熱い男!すっごく惹かれる♪ バレンタインに結婚式♪温かくて幸せな心をもらったけど、燃えるような熱い心もいいね♪ またまた、ファンになった!2015/02/15

きよにやコータロー

2
ゴン中山雅史選手の生き様が伝わったスポーツ伝記でした。泥臭くても、ゴールへの執念や、選手時代の心の葛藤が意外でした。

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