内容説明
NHK連続テレビ小説「花子とアン」の主人公、村岡花子。代表作「みみずの女王」をはじめ、多くの昭和の子どもたちに親しまれた童話の名作を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
88
翻訳家としての村岡さんの作品しか知らなかったので、アンと花子のドラマは村岡さん自身の作品を世の中に広めたことにもなるかもしれない。ドラマでも語られた「みみずの女王」「ナミダさん」「たんぽぽの目」以外にもとても言葉遣いの優しく美しいものがたくさんあって、子供に読み聞かせるにもよい気がした。植物や動物、自然をふんだんに取り入れていた作品で、騒々しくない物語は大人でも心が癒される。「みんなよい日」のようにどのような天気でも不平を言わず、楽しい心と元気な顔を心がけ、どんな日もよい日にしたくなった。2015/01/04
ゆみねこ
62
とてもやさしい童話集でした。花子さんが小さな子供たちに読み聞かせてくれているような、そんな気持ちで読了しました。2014/08/20
はる
46
優しい世界。どの物語も登場する子供たち、動物たちが無邪気で可愛い。当時、日本は軍国主義真っ只中なのに、こんなに優しい世界を描いていたのだ。特に印象に残ったのは、村岡さん自身の哀しい出来事から生まれた「さびしいクリスマス」。村岡さんの哀しみが伝わってきて胸に沁みる。中川李枝子さんのあとがきも良かった。2025/04/02
あかは
45
なんて暖かな童話集なんでしょうか。大人が読んでもおもしろいけれど、私に子供がいたら一緒に読んでみたい、そんな風に思いました。2015/09/03
かおりんご
39
児童書。花子とアンは見ていないけれど、気になったので借りました。とても短いお話がたくさん詰まっています。道徳的?ちょっと夢野久作に似ている気がします。2014/10/26
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