内容説明
新世代フットボールリアル・フィクション、ついに誕生!!
二〇二九年、東京の覇権を巡る闘い
「群青! いるんだろう?」
近い未来、二〇二八年秋。
コロンビアの麻薬戦争に巻き込まれた日本人サッカー選手
群青叶(ぐんじょう・かなえ)は、東京のプロサッカークラブ「銀星倶楽部」の常務、
松重崇(まつしげ・たかし)によって救い出される。
逃走中に負傷しながらも一命をとりとめた群青は帰京し、
生みの親である「銀星倶楽部」オーナー社長の
上水流領(かみずる・かなめ)が亡くなる間際、初めての対面を果たす。
「おまえ、銀星倶楽部の社長になれ」
妾の子である群青は領の命令に反発するが、
腹違いの姉上水流奏(かみずる・かなで)が就任を断り、成り手のいない状況で、
唯ひとつの存在理由を失いたくないと、後継者になることを決意する。
領の棺を送り出したあと、
群青は奏がライバルである「インテルクルービ」で専務の座に
就いていた事実を知る。
明けて二〇二九年、
東京都心を二分するプロサッカー興行戦争が
異母姉弟の手によって開かれようとしていた――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エイエムアイ
1
★★☆☆☆2017/11/24
トライ
0
いろいろ書いてみたい設定をぶっこんであるが、風呂敷を畳むつもりがあるのかないのかわからないままストーリーは終了する。いや続くのかもしれないけど。2016/01/12
suiu
0
サッカーには詳しくないが意外と楽しく読めた。 全体的に伏線なのか?と思わせておいて謎のままのエピソード?設定?が多いので、前後の話を書くつもりなの?もう出てるの?2014/10/18
shampoo
0
『新世代フットボールフィクション』最初の設定表でちょっとびっくりするけど、サッカーは最初から前面に出てこず、ストーリーでまずは楽しめる。キャラもきっちり立ってるし、いいエンタメ。読みやすい。読者はサッカー好きである必要は特にない。ただサッカー好きにはいろいろ楽しめるところもあった。2014/07/31