内容説明
昭和37年度から昭和58年度まで約2000両が製造され、東北(宇都宮)、高崎、中央線や山陽本線、信越本線などで活躍した115系近郊形電車。本書ではこの115系の歴史、運転、運用、エピソードなどをまとめて解説している。また現在は900両近くが在籍するものの、ここ1~2年のうちに大半が引退・廃車となる予定で、最後の活躍をとどめ、今後の見通しなどにも解説を加える。また製造に携わった関係者や当形式を用いての都市圏輸送のダイヤ策定者などのインタビューも交え、より詳細な車両概観を行っている。
※この電子書籍は2014年7月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいそ
3
115系には多分乗ったことはないのだが、3000番台とかちょっと気になったので読んでみた。民営化後の変遷と、夜行のダイヤがおもしろかった。 「車両の歴史を語るときは因縁めいた記述や興味本位の記述をしてはいけない。」2014/10/15
やまほら
2
信頼して読める著者の本。細かい改造や塗色変更で複雑極まりない民営化後の動きは、簡潔にまとめられている。関係者への聞き取りを元にした「秘話」も盛り込まれており、単なる噂話でないのがよい。2014/08/31
Ryuji Saito
0
2017年25冊目 2017/04/04