光文社新書<br> ドキュメント謎の海底サメ王国

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光文社新書
ドキュメント謎の海底サメ王国

  • 著者名:日本放送協会/坂元志歩
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 光文社(2014/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334038083

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内容説明

2009年、メガマウスをはじめ幻の深海ザメを撮影するプロジェクトがスタート。エサでおびき寄せることができないメガマウスを、どうやって撮るのか? メガマウスだけではない。ミツクリザメ、ラブカ、オンデンザメ、カグラザメ、ユメザメなど、希少な深海ザメを撮るには? 好視聴率を記録した「NHKスペシャル 謎の海底サメ王国」の公式ドキュメント。深海生物の神秘と謎に迫る科学ノンフィクションとしても楽しめる一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

33
NHKスペシャル作成のドキュメント。番組は見てないが、暗闇からぬうっと現れる巨大なサメを想像するだけでワクワクする。深海は宇宙なみに危険な所で、高圧と低圧で正反対だけど、息ができず光がないという共通点がある。つまり深海はエイリアンの世界に近く、だから色々空想できて楽しい。深海(やサンゴ礁)の様な貧栄養の環境では、生物資源量は少ないが多様性は高いという話も面白い。生物以外の分野でも、因果関係を紐解くヒントになりそうな話。やはりいつもと違う世界を覗くのは刺激的だ。2016/11/14

gollum

19
同じ光文社新書の「深海の超巨大イカを追え!」と同じスタッフ・著者によるドキュメンタリー。NHKスペシャルのすばらしい映像の舞台裏の熱気が伝わってくる。撮影対象が複数のサメで、それぞれの生態があまり深く掘り下げられていないことから「イカを追え!」ほどの迫力はないが、あの映像に感動した人なら一読に値する。図書室に置くなら、新日本出版社の写真集とセットかな。2015/02/06

きぅり

4
巨大生物はロマンあっていいね。個人的にはもうちょいオンデンザメにフォーカス当ててほしいけど、メガマウスもやはり素晴らしい。初対面の人とコミュニケーションとる時に「たちつてとなかにはいれ」ってあるけど、「たちつてとなかにはいれサメ」でいいと思う。暇な時は巨大サメの話がいいですよ。夢あるし、誰も傷つかないし。2016/04/18

Ryuji

4
★★★★☆これは面白かった。日本近海の深海に迫った「NHKスペシャル 謎の海底サメ王国」のドキュメント。相模湾・駿河湾など、こんな近くにこんな生態系があるとは驚きだった。ミツクリザメ、ラブカ、オンデンザメ等々、そしてスタッフが追い続けたメガマウスどれも凄い。またこれらのサメが相模湾・駿河湾などの定置網に意外と入っているとは・・・。これは是非TVを見てみたい。2015/09/08

うたまる

3
「自分たちの足元みたいな場所に、生きものたちのフロンティアが残されていたんだ。そこではうようよ生息しているんだよ。化石みたいなやつらがさ」……日本の近海に存在する異形のサメたちの楽園を追うドキュメンタリー。巨大なメガマウス、エイリアンのようなミツクリザメ、緑の目を持つラブカ、白目を剥くカグラザメなど、その不穏な生態にワクワクが止まらない。で、何でこんなのが深海にいるかというと、トッププレデター(頂点捕食者)の彼らでさえ表層の海を追われたかららしい。分かる、分かる。地上のトッププレデターも生きにくいからね。2017/07/12

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