内容説明
大人気作品『うちのメイドは不定形』の著者が新境地に挑む、戦国異能バトル小説!
「美味なる鉄砲を馳走(ちそう)にて!」南蛮服の少女かがせが引き金を引くと、火縄銃から弾丸が飛び出した――。
時は戦国。将軍足利義輝の暗殺を防ぎたいかがせは、来日した修道士ミゲルとその従者である異能力者たちに接触した。だが、ミゲルはキリスト教の布教ではなく、異教の神々の血統である「因子もち(ティラノス)」の発現を確認しに来た巡察師であった……。彼らとの邂逅(かいこう)で、かがせは歴史を変えることはできるのか?戦国時代の日本を舞台にした歴史冒険活劇の“火蓋”が切られた!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T.Y.
5
永禄6年、イエズス会の少年宣教師ミゲルは、「因子もち」という異能者を求めることを真の任務として来日していた。堺の商人の娘かがせはミゲルと会うことで、13代将軍義輝の暗殺という予言された未来を変え、兄を救おうとしているが…。前半の少年少女キャラによる異能バトル物は地味、後半「未来を変える」ことと「歴史を変える」ことの差異が明瞭になり、実在の人物が多々登場した辺りで架空戦記としての面白さが出てきた感。しかし前者と後者の乖離も少々感じる。キャラクター小説的な部分より、後者の方が著者の本分なのかも。2014/08/15
サエズリ割津
1
日本史部分は専門だから改変部を楽しめたけどもっとクトゥルフとかそっち系ちゃんと勉強してからもう一度読み直したい。もうちょっと、銃をぶっ放してほしかったかな。2014/10/28
みるく
1
もしかすると腹筋割れてない娘はマグ=メイだけ?2014/10/08
はつかねずみ
1
「うちのメイドは不定形」的なものを期待して読んだけど、内容的には全然そんな雰囲気はなかったので残念。 なんというか、天下繚乱TRPGのノベライズを読んでる感じなんだけど、天下繚乱TRPGみたいなぶっ飛び感があるわけでもなくいまいち。 続刊が出ても手は出さないかなこれは……。2014/07/19
マインドキャップ
0
これはキツイ・・・。 何に面白さを見出していいのかわからないレベル。 2015/08/10