最後の勝機(チャンス) - 救国政権の下で、日本国民は何を考え、どう戦うべきか

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最後の勝機(チャンス) - 救国政権の下で、日本国民は何を考え、どう戦うべきか

  • 著者名:小川榮太郎
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • PHP研究所(2014/10発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569812786

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内容説明

私は『約束の日 安倍晋三試論』『国家の命運――安倍政権 奇跡のドキュメント』という二冊の安倍晋三氏関連の本を書いているが、本書はそれらの政治ドキュメントとは性質を異にする。私は、本書で、日本人としての精神の構え、言い換えれば、日本を保守するとはどういうことなのかを問い続けた。私の立場は一貫している。政治的には、今ここが日本にとってのギリギリの危機であり、戦場である事。そして、この戦いの総帥として安倍首相ほど相応しい人物はおらず、安倍氏が首相である間に――「最後の勝機(チャンス)」を逸しない内に――、日本を建て直し、守る為の成果を、「一兵卒」として、可能な限り具体的に出さねばならないという事。一方、思想的には、状況に迎合せず、日本とは何か、日本の内政外交の針路をどう定めるかを、あくまで原理的に考え続けるべきだという事だ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷれば

4
月刊誌への発表論文を中心に、日本の現在を見つめ、明日を考えるヒントやきっかけとなる提言が詰まっている。一時期の亡国の危機に頻した状況から、今もって「日本」が再生されたとは言い難く、危機の渦に捲き込まれたままなのである。日本を貶める勢力の何と組織的かつ強大なことか…無力さが歯痒くて仕方ない。目先の事案にとらわれることなく、日本再生を共に考えられる小さな一歩にしたい。2014/10/06

みじんこ

4
この著者の本はこれで三冊目となる。今回は安倍政権のドキュメントというよりは、今の日本が抱える歴史認識など様々な問題を論理的に解決する考え方を提起している。やはり安倍政権の外交と安全保障への取り組みはこれまでの政権と比べて目を見張るものがある。日本の海外への売り込み方、中国への対抗など申し分ないと思う。しかし、書いてあるように安倍政権も一生は続かない。未だ言論界は左派が多数である中、保守派は理論武装をして安倍政権を支えて行く必要があると改めて思う。個人的には「文化人」の本来の在り方に関する話が印象に残った。2014/08/02

どりたま

1
安倍信者ということを隠さずによくぞここまで褒めちぎるものだと感じたが、最後に提言という形の手紙を残しているのでそれほど不快には感じなかった。テレビ等のメディア情報では安倍政権の成果は伝わってこないが、この本を読めば、著者のひいき目の点を差し引いても伝わってくる。私も憲法改正には賛成なので安倍総理の在任中に筋道をつけてほしいものだと思う。これがいばらの道だというのもこの本から伝わってくる。どの本でもそうだが…2014/11/17

謙信公

0
マスコミが報道する視点とのギャップが嬉しい。極端な安倍信者でありながら、最後に堂々と提言する。スッキリとした内容だ。また、真の保守とは何か?と考えさせられたことも大きい。トランプ大統領の誕生、ブレグジット、EUの右傾化、中国の覇権主義、中東の混乱など、混迷する世界情勢の中で、今、日本がが安倍総理でよかった、とつくづく思う。2017/01/31

Ohe Hiroyuki

0
『約束の日』という本を書いて一躍名を挙げた著者のエッセイ集である。▼「考へ方の原則を確かめる議論を重ねてきました」と述べるとおり、世の言説に一石を投じた一冊である。▼ただ、批判をするのではなく、何のために批判するのか、ではどうすればいいのかを考えよと言っているように私には聞こえる。▼とすれば、話は単純である。「もっともだ」と氏の叫びに応え、とことん学び、我が国の行く末を論じ、それを実践するための施策を考えればよいということである。2015/12/31

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