図解 海外子会社マネジメント入門―ガバナンス、リスクマネジメント、 コンプライアンスから内部監査まで

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図解 海外子会社マネジメント入門―ガバナンス、リスクマネジメント、 コンプライアンスから内部監査まで

  • 著者名:毛利正人【著】
  • 価格 ¥2,178(本体¥1,980)
  • 東洋経済新報社(2014/07発売)
  • ポイント 19pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492093184

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内容説明

実務経験豊富なプロフェッショナルが、海外子会社不正やリスク、現地経営者への権限委譲、クロスボーダーM&A後マネジメントを事例でやさしく解説する。

企業のグローバル展開の加速に伴い、海外子会社の設立やM&Aが急増している。同時に、海外リスクは多様化しており、本社の知らぬ間に顕在化したリスクが、巨額の損失を生んだり、グループ全体の企業価値を毀損するケースも少なくない。実際、企業の不正案件としてもっとも多いのが海外子会社案件と言われている。

本書では、多様化する海外リスクの最新動向を踏まえた上で、海外子会社におけるリスクマネジメント・コンプライアンス体制の構築、その上での子会社への権限委譲、日本本社からのモニタリング(内部監査など)について、親会社のガバナンスの視点から解説。著者が実際のプロジェクトから得た知見・方法論をもとに、具体的な一連の実務の流れとしてわかりやすく解説する。

国内大手企業の企画部門、海外事業運営部門、コンプライアンス部門、内部監査部門の実務担当者、管理者必読。

【主な内容】
第1章 日本企業のグローバル化とビジネスモデルの変化
第2章 海外子会社に対するガバナンスの手法と体制
第3章 海外子会社に対するガバナンスのデザインと導入事例
第4章 経営のグローバル化に伴うさまざまなリスク
第5章 海外子会社におけるリスクマネジメント活動の展開
第6章 海外子会社におけるコンプライアンス活動の展開
第7章 不正の予防・早期発見のための内部統制と内部通報制度
第8章 海外子会社に対する内部監査活動の展開

目次

第1章 日本企業のグローバル化とビジネスモデルの変化
第2章 海外子会社に対するガバナンスの手法と体制
第3章 海外子会社に対するガバナンスのデザインと導入事例
第4章 経営のグローバル化に伴うさまざまなリスク
第5章 海外子会社におけるリスクマネジメント活動の展開
第6章 海外子会社におけるコンプライアンス活動の展開
第7章 不正の予防・早期発見のための内部統制と内部通報制度
第8章 海外子会社に対する内部監査活動の展開

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HMax

25
企業理念なんてお題目のように思っていましたが、ジョンソンエンドジョンソンの「我が信条」という理念は、責任を持つ順番を、①顧客②社員③地域社会④株主としています。 この信条に従って、タイレノールに青酸を入れられるという危機を乗り切ったというエピソードが一番ためになりました。理念を実践する風土がある・作るというのは大事ですね。2020/09/03

roatsu

20
海外展開している日本企業の勤務者なら内部監査担当でなくても読んで役に立つ一冊と思う。コンパクトな記述と図解で読みやすい。個別の管理手法は記載の通りだし粛々と実施するほかないが、個人的には価値観の異なる海外にも訴求する企業理念の策定と浸透が最重要と感じる。J&J社の事例を交えた54頁以降の企業理念の章は興味深い。十分に管理するためには日本側の意図するところを理解してもらい、共感を得なければいけないし、最終的には説得力を持たせたコミュニケーションが大事、に落ち着くのだろうか。2017/10/22

naobana2

14
出張に合わせて読みました。勉強するぞするぞ。2016/02/13

ロドニー

0
海外子会社マネジメントは古くて新しい課題。「人の派遣による」ガバナンススタイルではなく、「子会社への仕組み導入による」ガバナンスを説いている。ここでの仕組みとは「ガバナンス」、「リスクマネジメント」、「コンプライアンス」のことで、それを支える「内部統制」、「内部通報制度」、「内部監査」が一連のプロセスで一体として運用したときに効果が倍増する。実務の概要を大まかに捉える入門書。2021/09/19

ふら〜

0
見開き2ページで1テーマを解説。簡潔でわかりやすいわね。GRCね。よく社内で聞く(気がする2019/06/05

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