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内容説明
ホンダは人材を育てるが、サムスンは競わせる。同様に、ホンダはゼロから研究開発に着手するが、サムスンはM&Aで時間を買う――。ホンダとサムスンで技術開発をリードした筆者が見た日本と韓国の比較産業論。
なぜ日本の電機大手が韓国企業に負けたのか、日本の製造業がグローバルで勝ち抜くために何が必要なのか。その一端が明らかになる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
前田まさき|採用プロデューサー
4
✅ゼロからの研究はホンダのDNA。実用化まで時間はかかるものの、既存技術を否定して新しいアイデアを築き、新たな付加価値を作り上げる。小型ジェット機はその好例。エンジンを主翼上部に搭載するという発想は、その社風から生まれている。 ✅時間を買うサムスン。サムスングループにおける研究開発では、時間をいかに短縮するかが優先される。新事業は、グローバルな観点から見て、その分野で強みのある技術を持つ企業との合弁やM&Aを模索する。競合から人材引き抜きも含め、ありとあらゆる手段を使って最速で事業化を進める2020/11/08
とりもり
3
ホンダとサムスンで働いた(サムスンはグループ会社の役員として)著者による両社、ひいては日韓の比較論。典型的な比較はタイトルの通りだが、それ以外の差異も非常に興味深かった。全体を通して感じたのは、韓国の勢い(成長)より日本の停滞(むしろ衰退か)。本来は日本の長所であった長期的視野やパートナー企業との深い連携が、本書でも指摘されているように失われつつある気がする。更には、最近の日本企業は人材育成もかなりの部分放棄しつつあり、これが競争力の減退を招いている面も否めないだろう。どうなる日本? ★★★☆☆2014/11/13
元-書店員バタ夫
2
ホンダとサムスンで働いた著者による日韓の企業風土の考察ですね。自己啓発的な感じではないですね…。2014/08/09
Tetsu
1
日本での働き方と韓国での働き方が対比される形で話が進んでいく。 グローバルスタンダードなのは韓国の方。日本の会社もこのように変わっていくのだろう。個人も変わっていかないと仕事をしていくのが難しくなりそう。2016/12/12
Takayuki Higashi
1
どんな組織にも長所・短所は存在する。日本企業は、基礎研究レベルや製品の信頼性が高い反面、グローバル競争力が弱点と言える。自分も韓国企業のマーケティングや技術プレゼン力は非常に高いと思うし、そういった強みを伸ばしてきたのが、サムスンやLGなどの韓国メーカーが台頭してきた原因だと思う。日本企業もこうした韓国企業のこうした長所は素直に認め、どのように戦っていくべきか考える必要があると感じた。2015/05/17
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