ひと目でわかる「大正・昭和初期」の真実 - 1923-1935

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ひと目でわかる「大正・昭和初期」の真実 - 1923-1935

  • 著者名:水間政憲
  • 価格 ¥1,600(本体¥1,455)
  • PHP研究所(2014/07発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569819457
  • NDC分類:210.69

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内容説明

本年3月から始まったNHK連続テレビ小説「花子とアン」。『赤毛のアン』の翻訳者・村岡花子が貧しい農家に生まれながらも英語を学び、関東大震災や戦争の苦難を乗り越えて翻訳家として成長していく反省を、明治、大正、昭和にわたって描くドラマだ。本書は、上記ドラマの時代背景ならびに実像が「ひと目でわかる」よう、写真でなぞる。関東大震災から立ち直る日本の姿と併せて、女性のファッションが着物から洋風化する様子なども紹介する。他方、昭和8年の「昭和三陸地震」では、東日本大震災のときのように大型船が打ち上げられている写真もあり、日本は大打撃を受けたことが「ひと目でわかる」が、その直後に、日本が大正時代に中国に与えた借款約10億円(現在の2~3兆円)が踏み倒されたことをご存じだろうか? 何やら現在の状況とオーバーラップするが、それでも我が国は衰退しなかったのだ。日本人が自信と誇りを取り戻せるビジュアル解説本。

目次

関東大震災の報道写真
午前十一時五十八分
関東大震災の罹災地を見舞われる皇后陛下
米国での関東大震災支援活動の模様
『アサヒグラフ』の表紙は時代の変遷を映す鏡だった
国民は米国の圧倒的な国力を知っていた
「コドモクラブ」は、子供たちの啓蒙コーナーだった
商品広告は、それぞれの時代を敏感に反映していた
大正・昭和初期に普及した蓄音機
現代に通じる商品の原型は、大正・昭和初期にほぼ出揃っていた
誌上こども展覧会〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

及川まゆみ

9
再読。2017/03/24

及川まゆみ

7
タイトルは堅いのですが、これは一見の価値あり。関東大震災の大正末期から昭和初期1923〜1935の情報が多くの写真とともに解説されています。これを見ると、親世代からは軍国主義一辺倒の世界しか教えられていないので、いきなりモノクロの世界がカラーになるほどカルチャーショックを受けます。2015/01/27

かっくん

5
戦前暗黒史観に一石を投じる本書。大正末期から昭和10年までの主にアサヒグラフに掲載された記事や写真を渉猟しまとめたもの。当時の人々がどのように情報を得ていたのかがよくわかる。関東大震災や5.15事件だけでなくロス五輪での日本人の活躍。科学分野における進歩など知らなかった事実も勉強できた。2025/06/01

ひろつそ

4
当時の様子が写真とともに綴られていて、とても分かりやすい。暗黒面に堕ちていない頃の朝日新聞の姿も感じ取れる。2014/10/17

桜花

3
戦前の日本も意外と活気づいていて海外の情報が入ってきていたんですね。 特に女性がファッションなど色んな情報に敏感なイメージ。 ただ私は反日を批判する部分や昔はよかった的な文章にはついていけそうになかったのでスルーしました。2017/12/12

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