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内容説明
他に類を見ない圧倒的な作画と、清冽なポエジー溢れる物語…デビュー作『祈りと署名』によって、“漫画の新たな可能性を拓く”と評されてシーンに衝撃を与えた才能が満を持して放つ、初の長編作。はかなく優しく溶け合うような、闇と光を巡る“冒険”の物語。 ※作品の表現や演出を考慮して、電子版は本文縦組で制作しております。また一部のページを加工、追加、削除しております。※
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
66
母親の他界で昼は目がほどんど見えず夜になると目が見える美琴ちゃんと海外で崖から落ちたカメラマンのサトルが絵本を探しながら『夜』を繕う漫画。上質の墨絵を見ているような(あとがきで水で描き墨を落とすという画法であることを知る)感覚でありながら、ゆったりした緊張が最後に解決して軽いカタルシスを感じることが出来るアート系ファンタジーコミック!2015/09/06
コットン
45
なんか落ち着くファンタジーコミック〜。2024/08/31
スイ
8
泣いた…。 幾つもの世界が、現実と虚構の境目を越えて混じり合う。 構成も見事で、繋がった時の気持ち良さといったら! 狭いところで終わりかねない話を、上手く外へ広げていて爽快感のある終わりだった。 眠れない夜に読み返したい。2018/01/25
本 読むぞう
7
ていねいに作った美術品のような物語、夜のさんぽや、ちいさいときに読んだ、もう名前も思い出せない絵本、夜中においしいコーヒーが飲める喫茶店...、 そのようなものが好きなら、きっと気に入る漫画です、 時間がたっぷりある夜に、飲み物とともに読むと、とても気分がいいと思います、2014/06/28
Aterafault
5
本当に読んでよかった。 真夜中だから散歩するし、真夜中だから光を視る。 ただし、、、川で日焼けしながら読んだ自分の運命。 燦々と陽を浴びて読むには温度が違った。 お湯割り芋焼酎でも飲みながら真冬の0時付近に読めば尚良し。 夜を生きる人間には体温や心拍数すら伝わる本でした。 あぁ。真夜中に人をぶん殴ってる人にもオススメ。2014/07/28




