内容説明
数学を学校ではあきらめたけれど、大人になって、あれはこういうことだったかとふと腑に落ちたときに、数学熱に罹る人がたくさんいます。何か値打ちのあるものを手に入れそびれた気がしているあなたのために『SYNC』のストロガッツが贈る数学再入門エッセイ/掲出の書影は底本のものです
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
43
たいへん面白かった。でも、”THE JOY OF X” と「xはたの(も)しい」は微妙にイメージ違わないか?ところで自分は英文書く時とは違って変数xはくるっくるっと書く派だけど、こないだ中学校の数学の授業(連立方程式)を見学してたら英語風にx書いてる子の方が多い感じで意外だった。2015/08/01
ゲオルギオ・ハーン
16
新聞の連載コラムを分野別にまとめたものだが、とても面白い。幾何学からデータ分析まで幅広くカバーし、それぞれ身近な話題なので読みやすいです。特に面白かったのはやっぱり代数、タイトルにもなっている『Xはたの(も)しい』でした。代数には探偵仕事のようなところがあると私も思うし、内容が数式でとてもストレートの表現されている分、考えやすいし、楽しい。あとは微積分も便利さが分かるし、ただ数式を睨むのではなく実生活や仕事のなかで活用することを考えた方が楽しい実践的な数学だと改めて思いました。2021/10/06
spica015
4
数学って美しくて不思議で面白い!学生時代の数学の授業に良い思い出なんて殆ど無いけれど、この本を読めば、数学に対する印象ががらりと変わる。数学を学ぶにあたって、公式を覚えて只管計算問題を解く前に、概念を理解し、更に実際の生活にどう生かされていくのかに気付く機会があってもいいのではないかと思った。親しみやすい語り口に身近な例えで、とても楽しみながら読むことができた。特に確率の問題が面白かった。これは良書。2014/11/01
地下道入口
2
面白い。高校数学の副教材として使うとよいかもしれない。2019/08/27
zorg
2
数学にトラウマを持っている人や、数学に戸惑っている人向けに書かれた、数学って面白いよって言ってる本。すごく分かりやすい語り口で、分からせようとしないところが他の啓蒙書とは一線を画しているみたい。訳文が上手なのかと思ったけど、訳者あとがきに「この著者の文章を編む力は並大抵のものではない」とあるので、原文が上手なのね。2014/06/30
-
- 電子書籍
- 恋愛LOSER~パンドラの箱~【マイク…
-
- 電子書籍
- ドMで神客ハブちゃん伝説 2巻 ハブち…
-
- 電子書籍
- イブの魔法【分冊】 3巻 ハーレクイン…
-
- 電子書籍
- エデンの東北【分冊版】 (1)いつかス…