PHPビジネス新書<br> 成功体験はいらない - しがらみを捨てると世界の変化が見える

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PHPビジネス新書
成功体験はいらない - しがらみを捨てると世界の変化が見える

  • 著者名:辻野晃一郎
  • 価格 ¥789(本体¥718)
  • PHP研究所(2014/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569809137
  • NDC分類:159

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内容説明

グーグル、アップル、アマゾン。圧倒的な意思決定のスピードは、どこから生まれてくるのか?処女作『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』から3年半、グーグル日本法人元社長がついに待望の2作目を刊行。オンライン広告ビジネスをコアにしているグーグルが、無人走行車に挑む。ハードウェアメーカーだったアップルが、ソフトウェアを強化し、直営の小売店舗網を広げる。ECの代表格であるアマゾンが、「ネットワーク外部性」を追求してビッグデータを集める。巨大なプラットフォーマーの出現によって、製造から流通、小売、はてはコンテンツ制作まで、あらゆる業界の勢力図が塗り替わろうとしている。彼らとは対照的に、日本企業の意思決定は遅い。過去の成功体験は捨てなさい――周囲を見渡せば、もはや時代遅れの常識や思考法、ビジネスモデルや組織スタイル。そうした古いしがらみを捨てるだけで、世界はまるで違って見えてくる。

目次

序章 「捨てる」ことが苦手な日本人
第1章 成功体験が足かせとなる時代(テスラ・モーターズという衝撃 もたない勇気 世界はすでに、つながっているということ 日本を売り出すためにも「過去を捨てる」 「出る杭、求む!」)
第2章 スピードを生み出すための必須条件(ワクワクを感じる力 「巧遅」よりも「拙速」を選べ 「フルフラット」なマネジメントを クラウドがコミュニケーションを深化させる 事業拡大のときほど「少数精鋭」で 全世界を「パートナーシップ」でつなぐ 最初から世界市場をめざせ)
第3章 「新しい世界のルール」で身につけておくべきこと(「心の澱」を取り払う 「シンプル」でありつづけること 「演繹的」に考える チャレンジしないリスク 新しい時代に切り込むための「六つの素養」)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

復活!! あくびちゃん!

5
私はソニーが好きでした。自由な社風があらわれたような(当時としては)シンプルなデザイン、なによりマニュアルを読まなくても直感で操作できるインターフェイスに優れていること、ここが一番好きでした。でも、今のソニーの現状を見る度に「なんでこうなったのだろう…」と思っていましたが、その謎が解けました。この著者のような人がソニーに残り、活躍できない状況になっていたのですね。それが分ったが収穫だった本でした。2014/08/29

uusak

4
ソニー、グーグルでの経験は今に活きていると思いますが、成功体験はいらないと言い切る。一歩前に進むためには、捨てることが必要なのです。2015/01/06

ブナ太郎

3
軽く読める本。何度も同じことを言っていて、この人頭悪いのかな?と思ってしまうのが正直なところ。そして、正直不明なのが、なぜ、大好きだったはずのソニーをやめたんだ?この人という疑問である。大好きだったが、嫌いになったあるいは愛想をつかしたのかのかな? なんか、信用できない人だ。まあ、生き方としてはとても自分に近いものがあるのだけど。でも、正直、俺のじいちゃんの説法のレベルと大差ないレベル。なるほど、社長といえども、やはり考えていることはひどく凡庸なわけですか。グーグルをベタ褒めしているが、グーグルマップの改2015/10/30

K Oky

3
過去の成功体験を捨て新しいことに挑戦する。 ソニーでの成功体験を捨て、Googleを経て企業する過程における著者の「捨てる」ことの重要性を語っている。 今後20年で現在の雇用の50%が失われていくとも言われている時代には過去の成功体験は邪魔になるのもうなずける。2014/09/11

るい

2
題名に興味を惹かれて読んだが、「成功体験はいらない」というよりも、「成功体験に縛られない」という感じがする。副題「しがらみを捨てると世界の変化が見える」のとおりの内容だった。筆者を含め一流企業に努める人は圧倒的な成功体験をしている。だからこそ多くのことに挑戦し、困難にぶつかってもそれを乗り越えていけていると思う。しかし、現在の企業で生きていくためには、成功体験に縛られて身動きとれなくなってしまってはいけないようだ。私の知らない世界の話なので、非常に興味深かったし、現在の社会の凄まじさも思い知った。2014/08/06

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