プリンセスコミックスGOLD<br> 室町・春の乱紅の雨

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プリンセスコミックスGOLD
室町・春の乱紅の雨

  • 著者名:河村恵利
  • 価格 ¥528(本体¥480)
  • 秋田書店(2014/06発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784253193207
  • NDC分類:726.1

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内容説明

室町時代、後継が途絶えたため僧侶の身でありながら神籤で選ばれてその座に就いた将軍がいた。彼の政治は横暴を極めたがその裏には、ある美女をめぐる三角関係と嫉妬があった…!? 六代将軍・足利義教と有力豪族との対立、そして世に血の雨を降らせた<嘉吉の乱>を描いた表題作3編のほか、読み切り作品「鳰の浮巣(におのうきす)」「忍ぶ宿」を収録した歴史悲恋譚。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

13
万人恐怖こと籤引き将軍足利義教様の悪政を多少マイルドにして描いた連作集。何をどうやっても幸せにはなりようがないので、切ない限り。弑されたはずの赤松の若君がかくまわれてて、北畠の姫君とくっつけたifストーリーはよかったのう…と遠い目になる。いつの時代でも大変なのは同じだろけれど、あの時代を生きていくのはとりわけ大変そうだ…。2015/03/14

getsuki

4
籤引き将軍・義教の時代が舞台。義教の独裁に翻弄される男女の悲恋を描いた短編集。視点を変えて見ると、籤引き将軍様の疑り深い性格が嫌というほどよく分かる。これぞ裏主役(笑)2014/07/02

卯月

3
小4娘が鎌倉物少女漫画を読破したので、他の時代も薦めてみようかと。知らなかった歴史人物が頭に入るのは面白い。恐怖政治を敷く六代将軍・足利義教が赤松満祐に暗殺された〈嘉吉の乱〉を描く表題作3編。赤松の嫡男に嫁いだ、北畠(元南朝の重臣)の娘いづ穂。将軍に見初められた少女・小弁と、一色義貫の口に出せず終わった恋。悲恋を描く少女漫画の悪役としては正しいが、ここまで悪役だと、義教視点なら別の言い分があるだろうなぁと考える(苦笑)。他に、戦国時代の黒田家家臣・後藤又兵衛の「鳰の浮巣」、昭和初期の京の舞妓の「忍ぶ宿」。2019/04/06

punto

2
室町時代の六代将軍の時代の話。この辺、ほとんど日本史の授業で触れられなかった気がする。さすがのマニアックさがいいなぁ。大河でちょうどやっている時代の、後藤又兵衛とかも出てきてタイムリーでした。あと、最後の話は明治時代くらいでしょうか?大正?2014/08/17

よっしー

1
意外、と言うか、マイナーな時代を描いてきますね。まあそこがいいんですが。2014/12/20

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