内容説明
「相振り飛車は序盤から最も工夫ができ個性の出せる将棋で、指していて一番楽しい。そんな理由で最近は相振り飛車の研究にどっぷりはまってしまっている」(まえがきより)
本書は相振り飛車西川流の創始者、西川和宏四段が自らの研究を惜しげもなく披露した相振り戦術書です。相振り飛車の中でも「向かい飛車対三間飛車」、「四間飛車対三間飛車」という実戦に現れやすい2つのテーマにしぼり、急戦、持久戦に分けて詳しく解説しています。中にはアクロバティックな手順も紹介されていますが、いずれも西川四段の深い研究に裏打ちされたものですので、実戦で安心して使ってください。まさに、これからの相振り飛車の定跡を描き出す内容、スペシャリストになれる一冊です。ぜひ手にとって読んでみてください。
目次
第1章 向かい飛車対三間飛車・後手速攻型
第2章 向かい飛車対三間飛車・持久戦型
第3章 四間飛車対三間飛車・急戦
第4章 四間飛車対三間飛車・持久戦
第5章 対穴熊
第6章 実戦編(対 佐藤紳哉六段戦 対 戸辺誠六段戦)