内容説明
わさびちゃんがつないだ命の輪。
1年前の夏、保護されてから87日間の記録が全国に感動の渦を巻き起こした｢ありがとう！わさびちゃん｣。わさびちゃんが亡くなった後、わさびちゃんのおうちには、新しい子猫ちゃんが保護されました。命名｢一味ちゃん｣。保健所行き寸前のところで救われた子猫です。一味ちゃんは、最後まで必死に生きようと頑張ったわさびちゃんの分まで元気に育ってという母さんや父さん、ゴールデンレトリーバーのぽんずちゃんらの愛情に育まれてすくすくと成長していきます｡｢家族を捨てないで！｣というわさびちゃんが発したメッセージは確実に繋がれているのです。わさびちゃんの物語をきっかけに全国に広まる｢不幸な猫をなくそう｣という輪。本書には、全国の保護猫ちゃん幸せ家族も掲載されています。前作同様収益の一部を動物愛護団体に寄付されます。
【ご注意】※この作品はカラー版です。※レイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立読みファイルをご確認いただくことをお勧めいたします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
66
わさびちゃんちに一味ちゃんがやってきました。わさびちゃんがキッカケで保護猫活動を始められたようで、その頑張りに頭が下がります。我が家の歴代の猫達にも、ボランティアさんがお世話をされていた猫がいました。ボランティアさんは皆、立派な方々だったので、里親になった我が家も責任の重さを感じたものです。一味ちゃんとポンちゃんが一緒に寝ている写真は、ずっと見ていたいほど癒されます。2016/04/12
ひめありす＠灯れ松明の火
60
この世には、こんなに可愛い生き物がいるのか。あどけないまんまるの目にほわほわの体毛。嘘みたいに小さな爪と牙。全てが愛しい生き物です。だけど、こんなに可愛い生き物が殺処分されなくてはいけない現実がある。ぽんちゃんの生態についての考察が面白い。あかちゃんが脳に与える影響って、実は吃驚するほどすぐに、体に表れるものなんだ。そして、わさびちゃんが元になって救われた猫さん達。どの猫さんも幸せそうにふくふくしているので、嬉しくなりました。私も将来、猫を飼うことがあればこういう施設やボランティアさんから譲り受けたいな。2014/11/16
たらこ
41
できることからはじめよう。と動き始める、「父さん、母さん」に頭が下がります。気持ちは思っててもなかなか行動に移すのは難しい・・・先住犬の「ぽんず」ちゃんの事や保護されて幸せになった猫ちゃんが沢山載ってました。2014/06/29
サルビア
23
ホテルのブック&カフェコーナーにあった本を 借りてきて読みました。 わさびちゃんの後に来た猫です。可愛い！2015/08/10
わむう
22
わさびちゃんが亡くなった後にファミリーの一員になった一味ちゃん。犬のぽんず君との仲良し写真が可愛いです。ファミリーは、わさびちゃんとのお別れの後、地域の保護猫活動を始められだそうで助けられた沢山の猫ちゃんたちの写真も収録されています。2019/10/21
