内容説明
東日本大震災の発生直後から現地入りし、様々な支援活動に関わってきた「災害とコミュニティラジオ研究会」のメンバーが、それと並行して進めてきたフィールド調査をもとに作成したドキュメント。地域コミュニティの再生においてコミュニティラジオの果たすべき役割を問い直し、小さなメディアを支える社会的な仕組みについて実践的な提言を行う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さのかずや
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被災時の臨時災害放送局は「生きるための情報」を配信するメディアとなっている、という話。町の人は全員避難していても、避難先でその町の情報を配信する放送局があるらしい。場所を離れてもコミュニティを維持するための重要な手段なんだろな。維持するためのお金を得るのは相当難しそう。2015/04/20
ちび独
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東日本大震災に関わるコミュニティ放送の研究から、災害時におけるコミュニケーションの問題、ラジオ局の立ち上げ、運用問題、資金問題などを俯瞰的に扱っている良書。とはいっても、行政の報告書的な堅苦しさはなく、現場の声がそのまま書かれているのは、大変に参考になる。どうしたらコミュニティ放送局が立ち上げられるのか、といった、具体的ノウハウは書かれていないので、その部分は参考文献によることになる。コミュニティ放送局(災害放送局)への支援は、実は意外にあるんだと言うことがわかる。2014/08/23
KAORU SUZUKI
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三陸をドライブして、ミニFMが多いので、検索していたらこの本と出会いました。災害時の人材難には、既存のラジオ局やマスコミが、人材を派遣してもらえたらと思いながら読みました。2021/09/30
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