パウロ文庫<br> 外海の聖者ド・ロ神父

個数:1
紙書籍版価格
¥990
  • 電子書籍
  • Reader

パウロ文庫
外海の聖者ド・ロ神父

  • 著者名:谷真介
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 女子パウロ会(2014/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784789607391
  • NDC分類:198.22

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

1867年7月14日、信徒たちが隠れて集まっていた秘密の教会に、真夜中、役人たちがたいまつを片手にやってきた。牢に捕らえられた信徒らは、その後各地に流された。俗に言う「浦上四番崩れ」である。この大変な時に、ド・ロ神父が日本にやってきた。やがて、「切支丹禁制」の高札が取り払われ、流された信徒たちが浦上に帰って来ると、ド・ロ神父は、医療、農業、教育、福祉と、多方面に活躍し村の生活を立て直す。次に派遣された外海でも、ド・ロ神父は故郷で学んだあらゆる知識を生かし、村人たちが自立できるよう事業を立ち上げていく。今の日本の教会の礎を作った宣教師たち。信仰面だけでなく、生活面でも活躍したド・ロ神父の人間性に迫る。

目次

第1章 近代キリスト教の夜明け(豪雨の夜に “かくれキリシタンの時代”をへて サンタ・マリアのご像はどこ? ド・ロ神父の生いたちと父の教育)
第2章 “旅”に出た信徒とド・ロ神父(流刑地での日々 神と人への愛のために マキのこと、仙右衛門のこと 神学校改築とド・ロ版画)
第3章 村づくり、村おこしはじまる(外海への赴任 出津教会の建設とド・ロ壁 マカロニ、パン、ソーメンづくりド・ロ神父と子どもたち)
第4章 ド・ロ版“神の国”をめざして(ド・ロ診療所の開設 新しいキリシタン村を 外海地方のキリシタン伝承 神よ、みむねのままに…)