内容説明
フランス中南部の山岳地帯を襲った集中豪雨。被害に遭った村の人たちは、村で発見された熊皮に宿る魔物が引き起こしたと噂する。同じころ、シモンの双子の妹たちは、二人の誕生会の準備に大忙し。招待者には、そのゆかりの場所に隠した招待状を探してもらうことに。それは、お誕生会での宝探しの前触れだった。むろんユウリは、ロアールのベルジュ家の城に招待されるのだが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
34
初読。2014年969冊め。シリーズ30冊超を読んできたが、とりわけ欧州篇に入ってから、シリーズとしての展開が遅い気がする。これだけの巻数で壮大な前ふりをしているからには、どんなラスボスが出てくるのか。次からはまたレギュラーが増えるので、進行するのか?2014/10/30
よっしー
21
双子の誕生日パーティーとの事で、久しぶりにシモン一家とユウリの絡みが見れるのかと楽しみにしていたのに、蓋を開けてみればそこは残念な結末…。双子の自由奔放さはさておき、ナタリーがここ最近話に絡んでは変に引っ掻き回して終わるので…だんだんと苦手に感じてきました。ただ、らしくないシモンが見れるという所では貴重な存在でもあるのかな。2024/09/20
fullhouse
15
近刊において、シリーズ通しての謎ときとか、大きな流れの中での進展はあまり見られないけれど、刊行されると、やはり楽しみな作品。今回もキャラクター同士のやり取りや、神話や呪術的なウンチクが相変わらず満載。話の始まりは余興の宝探しだったのに、いつのまにか魔獣退治になっちゃう。安定した面白さで、やっぱり好きだなぁ。2014/06/08
cikorin06
8
図。毎回、口癖のお貴族様の嫌味で応酬するアシュレイ。ユウリも貴族の子息だけど、それっぽくないからか脳ミソについての侮蔑、あからさまに過ぎると卑屈に感じて残念です。屈折(本これ)していて、不器用なトコロが魅力なのかもしれないと最近感じるが、王道が好きな質でやはり好きにはなれない。ジークフリート本体を守るためアシュレイを押しのけて身を挺する姿に流石に【月の王】感慨深い。2017/09/26
*Sao*
8
アシュレイ好きな一人です。アシュレイの見所満載なこのお話♪シモンの2・3歩先をわざと行くアシュレイに、妖精を騙すあのズル賢さ。ユウリの為に動くアシュレイが可愛らしい(勿論、次にユウリを引き込むための貸しのため/笑)2014/06/08
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